内容説明
気鋭作家の身辺雑記、だけに終わらぬ面白さ! プレーンな日常を「非日常」に変えてしまう冴えた嗅覚。世間お騒がせの事件もサッカー選手の容貌も、なぜかシュールに読み取ってしまう、しをん的視線。「幸せになりたいとも、幸せだとも思わないまま、しかし幸せとはなんだろうと考えることだけはやめられない」。美しい男を論じ、日本の未来を憂えて乙女心の複雑さ全開のエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
573
しをんさんのエッセイが好きだ。こちらも読みながら推定35回くらい声に出して笑った。どこへ行くでもない、ほぼ自宅周辺、決して広そうではない交友関係の中で、よくもこれだけ笑いの種を見つけていらっしゃるものだ。「子宮防衛軍」の融通の効かなさは、女性だったら誰でも感じていることと思う(笑)まだいくつか積んである他作品、これからも人生の楽しみにとっておくことにしよう。2022/11/06
射手座の天使あきちゃん
310
『まぁ、あきちゃん またそんな本読んで・・・ ダメ、駄目、だめですよ!』 『だってママ しをんさんのお話面白いよ』 『面白すぎるからダメなのよ ホモと胸毛と「おたく」と「下ネタ」てんこ盛りの笑いのワンダーランドで迷子になっちゃうわよ!』 『♪わかったよ~! (雪だるまつくろう風に)』 と言うことで良い子の皆様、電車内で突然笑い出し不審人物扱いを受けぬようくれぐれもご注意を!(笑)2014/05/31
ヴェネツィア
294
三浦しをんのエッセイの第4作目。2003年の刊行なので、もう20数年前のもの。サッカー・ワールドカップの話題など時事性のあるものはともかく、エッセイとしては一向に古びない。当時、しをんさんは20代後半あたり。それにしては、随分大胆に尾籠な話を開陳している。私も彼女のエッセイはこれで何作目かなので、もう慣れたけれど。つまり、慣れるほどにいつも尾籠な話を繰り返しているのである。彼女には露悪趣味があるのだろうか。今回はワールドカップにこと寄せて、彼女の(普通は)秘めたる性癖(というか、やや特殊な男性の好み)⇒2026/10/17
SJW
287
しをんさんの初期のエッセイ集。沢山の話題があり、楽しむことができたが、しをんさんの好みの胸毛の話、下痢の話、便器はまりの話には引いてしまったが、グアムでの偽乳、Good luck!!など抱腹絶倒の話も良かった。参考になったのは、しをんさんが作っている「微妙な刺激物一覧表」。私も作ってみようと思う。しをんさんのエッセイを読んで自分もエッセイを書いてみたくなった。誰も読まないけど。2017/12/31
HIRO1970
265
⭐️⭐️⭐️しをんさんのエッセイでした。03年なので、御歳27歳の若い時と言える作品ですが既にかなり偏りがある嗜好が幅を利かせており、お一人様街道の真ん中をズンズンと進んでいるのがよく分かります。今はどうなんでしょうか?古い本から順番に読むことにしているのでまだ12年遅れです。表現の比喩が多才で様々な一面を見せてくれていますが、このキャラと小説のイメージがマッチせず、別な人の作品を読んでいるような感じがして腑に落ちず少し混乱しています。2015/04/15




