潮音〈第3巻〉

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  • サイズ 46判/ページ数 456p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163919607
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

執筆足かけ十年。宮本文学、初の歴史小説、全四巻の第三巻。
時代背景は、下関戦争(1863~64)から大政奉還(1867)、鳥羽・伏見の戦い(1868)を経て、明治新政府が本格的に発足するまで。
主人公・川上弥一は新時代に対応し、富山の薬売りを近代的な「カンパニー」に脱皮させようとする。
日本の夜明け前を、勇気をもって駆け抜けた人々の姿を描く!

「一身にして二生を経る」ほどの幕末維新の激動を乗り越えた日本人のたたずまいが巨匠の筆で活写されている。この小説は混沌の現代を生きる私たちの心の支えだ。
--磯田道史(歴史学者・国際日本文化研究センター教授)

全四巻それぞれに違った著者直筆の「ことば」が入った初回配本限定特典「讀む藥」付。

内容説明

危機の時代を生きた商人たちの成長物語。大政奉還により、幕府から新政府に権力は移ろうとしていた。他方英米などの列強が、日本の富を虎視眈々と狙っている。医術の世界にも、西洋の薬が流入しつつあった。主人公・川上弥一は新時代に対応し、富山の薬売りを近代的な「カンパニー」に脱皮させようとする。グローバリゼーション、通貨変動にさらされる日本人への道標。宮本文学初の大河歴史小説、維新激動編!

著者等紹介

宮本輝[ミヤモトテル]
1947年、兵庫県神戸市生まれ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務を経て、77年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため三年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『流転の海』(全九部。毎日芸術賞)『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』(芸術選奨文部科学大臣賞)『骸骨ビルの庭』(司馬遼太郎)等著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

173
宮本 輝は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。前月の第二巻に続いて、今月は第三巻です。第三巻 は大政奉還、江戸幕府崩壊まででした。この時代に「カンパニー」という概念があるとは思いませんでした。続いてオーラス第四巻へ、来月も読みます。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639196072025/04/18

KAZOO

112
第四巻も手元に届きました。この巻では幕府の統制が弱まっていく様子が様々な事件と共に描かれています。馬韓戦争、天狗党の乱などです。大政奉還がありまた鳥羽伏見の戦いなどで幕府が瓦解します。その事件を縦糸にしてこの主人公たちが海外からの薬が入ってくることなどを描いて、カンパニーという制度を知りそれを取り入れていこうとするところを描いています。2025/04/20

ゆみねこ

71
幕末、鳥羽伏見の戦いから時代は幕府から新政府に。混乱のときに弥一は新時代に対応し、富山の薬業をいかに守るかを考え始める。西洋の薬が流入し、医術の世界にも大きな変革が起こる時、弥一の望みは叶えられるか?いよいよ次は最終巻、読むのが楽しみだ。2025/05/13

ケイト

57
『大政奉還』を経て、戊辰戦争へと。武士による政治は終わり、混乱の時代が動き出す。全国各地に張り巡らされた越中富山の売薬業。西洋からの薬が入ってくることで新しい時代に向けて、カンパニ設立に奔走する弥一。少しお疲れ気味のようで⋯いよいよ最終巻。2025/06/04

ともこ

33
徳川幕府が終わった。大政奉還、廃藩置県、四民平等、太陽暦・・と世はどんどん移り変わっていくが人々は着いていけるのか。取り分け武士は。明治の世になり富山の薬売りはどうなっていくのか。売薬業をカンパニー、あるいはユニオンにと前向きに考えながらも、生きることに疑問を感じ、いまひとつ力の湧かない弥一。これまでの活躍続きを思うと、むしろ人間味を感じる。最終巻、弥一は再び立ち上がれるのか。第4巻が待たれる。毎回の表紙を飾る村田涼平さんの絵がなんとも美しい。2025/04/18

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