BOW BOOKS<br> 朝日新聞記者がMITのMBAで仕上げた戦略的ビジネス文章術【BOW BOOKS010】

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BOW BOOKS
朝日新聞記者がMITのMBAで仕上げた戦略的ビジネス文章術【BOW BOOKS010】

  • 著者名:野上英文【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • BOW&PARTNERS(2022/07発売)
  • ポイント 21pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784502441219

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内容説明

【本書籍は発行元:BOW&PARTNERS、発売元:中央経済グループパブリッシングの商品です】

ビジネスパーソンの必修科目
書き始めから仕上げまで、
プロフェッショナルの文章術を、
すべてのビジネスパーソンに


メール、報告書、プレゼン資料、企画書、依頼文、SNS……。ウィズコロナ・ポストコロナ時代、コミュニケーション手段としての文章の比率は高まり、うまく書けないことは、ビジネス上で大きなハンディとなっています。にもかかわらず、私たちは、学校でも会社でも、伝えたいことを的確・簡潔に書く方法を習ってきませんでした。

「伝えるべきことを的確に、すらすら書けて、意図した結果を手に入れるには?」

そんな課題を抱えるすべてのビジネスパーソンにとって、本書はまさに待ちに待った一冊です。

秘密は、「仮見出し・二段論法」など、著者考案のフレームワークにあります。朝日新聞で海外特派員など19年間の執筆経験があり、小中学生からビジネスパーソンまで文章力の指導にも定評がある筆者が、MIT(マサチューセッツ工科大)でMBAを学びながら、考案、実践してきたもので、本書では、豊富なビジネス文書を実例に、その手順を一つずつていねいに解説します。いままで、さまざまな本を読んでも、結局思い通りに書けるようになっていない人にとって、本書が、最後の文章術の本となることでしょう。

【もくじ】
はじめに うまく書けないのはあなたのせいではない
序章 書く力がないと損をする

「AI採用担当者」、履歴書を自動でゴミ箱ヘ/読書感想文「よくできました」の弊害/書くカ ポストコロナで「成功の決め手」/チャーチルもトランプも長い文章を嫌った/簡潔に書く 世紀を超えた難題

第1部 仮見出し・二段論法
第1章 「仮見出し」 思わず読みたくなる

まずアウトライン? 呪縛からの解放/ビジネス文書は「見出し」が勝負/好奇心の差(ギャップ)を刺激 見出し三大ルール/「◯◯について」を今日からやめる/思考がまとまる検算、圧縮、入れ替え/新人記者への教え 「仮見出し」の絶対習慣/見出し=結論 ひと手間で差がつく/日常会話に来週のサザエさんゲーム/頻出キーワードとインパクトある言動を抜き出す/どこでも勝手に「見出し審査員」/ABCD分析 魅力と品位のバランスが重要/情報洪水の中で光る七つの小技/第1章のフレームワーク

第2章 「リード文」 5秒で引き込む二段論法
序論や大前提、起句は時代遅れ/結論に結論を重ねる二段論法/仮見出しと一致 リード文の4パターン/「読まれて当然」は身勝手 話題を絞る/仮見出しをかみ砕き、本文を要約するハブ/後から「要約」しない リードも仮置きでいい/続きが気になる「メリット」「要約」「キーワード」/「嫌がられる文章」から「良い文章」を再定義する/書けるスペースがもし木簡(もっかん)なら/ご参考・保険情報をパズル追記/第2章のフレームワーク

第2部 文章マネジメント術
第3章 「戦略」 結果を出す3A分析

読み手と行動、トーンを定める「3A分析」/Audience 読み手を実は無視している/アナウンサーが祖母の顔写真をそばに置く理由/Action 表と裏の狙いを逆転させない/Atmosphere KYな文章になっていないか/意図した結果が手に入る 3A分析の誓い/第3章のフレームワーク

第4章 「初稿」 すらすら書けるアルペン式
小見出しを旗門にルートを見失わない/初稿はアルペンスキー 筆を止めないコツ/一文一義 短く書くが大前提/プレゼン資料も「一石二鳥」を狙わない/アマゾン会議 ベゾスが求めた6枚メモ/長い文章 最後まで眠くならない仕掛け/読み手の心を動かす文末のPS (追伸)/第4章のフレームワーク

第5章 「編集」 ざっくり、きっちり スッと読める書き直し
書くこととは、書き直すこと/マクロ視点で「ざっくり」とカット/ミクロ視点で「きっちり」と整える/添削とは削ること 「愛する人を殺せ」/事実と評価を分ける/脱「修飾ミス」「着地ミス」「脂肪表現」/三大追放 業界・専門・カタカナ用語/家族や友人が読んで理解できるか/スマホで長文を読むのはつらい/第5章のフレームワーク

第6章 「校正・校閲」 信頼されるダブルチェック
最後の門番 「校閲心」を忘れない/誰でも間違える前提で二度チェック/陥りがちなミス 7パターン/独りよがりを避ける強力な助っ人「TPP」/バラバラ表記を統一 座右に「用語の手引」/書き手は阿修羅像の「三面六臂」(さんめんろっぴ)/書くことのリスク/ポジティブは文章で、ネガティブは口頭で/第6章のフレームワーク

付録 ビジネス文書アンケート

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

東雲

5
新聞記者による書き方指南本。ビジネス文書、記事を書く人にはよさそう。個人的には仮見出しを作る(重要な要素を明示する)、二段論法(重要事項×重要事項を接続詞を用いて並列する)辺りを実践したい。〓で仮置きして書き進める→後から調べるは既に実践しているが、考証が必要な場合は先に調べた方がいいかな…。事実に反していた場合に書き直すのが面倒だ…。2023/06/28

シロクマとーちゃん

4
新聞記者が考える伝わる文章というものに少し近づけた気がする。タイトルのつけ方ひとつ取っても奥が深い。2024/08/26

naohumi

3
特に意識したいと考えた事 「仮見出し」「修飾ミス」「着地ミス」。 初稿を書き出す前に見出しを仮置きする。「何々について」を止める。事実と評価を分ける。かかる言葉と受ける言葉を意識する。主語と述語の関係を考える。無駄な言い回しで文章を太らせていないか。絞る必要性。結局、自分本意ではなく、他人にどう伝えるか。その意識こそ大事。この本を読み返し、実践できると、テクニック的な事も含めて、書く力と伝える力を育てる事ができると確信できた。2022/11/13

Shohei I

2
元朝日新聞記者が、ビジネスパーソン向けに書いた文章術の本。 文章を書く順番の違いに驚きました。僕はざっと全体を書いてからタイトルをつけるか、最初に「~について」といったふわっとしたタイトルをつけていました。しかし、本書ではまず仮でいいから見出しをつけること、全体を要約するリード文を作ることをすすめています。最初に何を書くのかのゴールを言語化してしまう。それによって、これから書く本文に一本の芯が入るとのこと。ビジネスパーソンに限らず現代の人は時間がありません。だからこそ冒頭が重要なのだと思います。2025/05/21

☆ツイテル☆

2
フライヤー2022/11/06

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