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内容説明
白昼の団地で起きた母子殺傷事件から10年。母親の首はまだ見つかっていない。生き残りの被害者・襟峰想は、理解できない恐怖を飲み込むため、過去の猟奇殺人犯を調べ小説にすることで理解しようと試みる。だが、そんなある日彼に届いた一通の手紙。運命は思わぬ方向へと動き出す…。シリアルキラー復讐ホラーミステリー、解禁。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
50
シリアルキラーに母を殺され首を持ち去られた少年。数年後、彼の元に届いた手紙をきっかけに、事態が動き始める。シリアルキラーは伝染する?乗り移る?一巻では、仇に返り討ちにされかけた主人公が覚醒するまで。これからの展開次第では面白くなりそう。2023/10/26
地下鉄パミュ
8
伝説のシリアルキラー切り裂きジャック。奴が入っちまったか・・・新たな伝説が始まる。と書いてみたが曲解しているのでご理解を。2023/04/09
もだんたいむす
6
つかみは凄く良い。ホラー的な要素(過去のシリアルキラーが憑依系)が強いのか、過去の経験でトラウマを負った要素が強いのかはまだよく分からんがとりあえず面白い。2022/09/10
かなっち
5
『新感覚サイコホラー』というあらすじに惹かれて、2巻まで一気に読みました。初読み作家さんです。幼少の頃シリアルキラーに突然家に踏み込まれ、母親を喪ってしまった少年が主人公のお話でした。で、『殺人鬼小説』を書くことでその事実と向き合い、理解できない恐怖を理解していくのかと思っていたのですが。この少年まで殺人を起こし、それは大昔の『ジャック・ザ・リッパー』が憑依したのか、それとも過去のトラウマが関係しているのでしょうか…。と予想を覆した緊迫する展開に、手に汗握ってページを捲る手が止まりません。苦手な→2022/09/22
さとさとし
1
その昔、殺人鬼に母親を殺され、自分も瀕死の重傷を負った少年が主人公。犯人は捕まらず、10年後少年は、シリアルキラーが主人公の小説を書いて、自分の心の落としどころを探していた。そんな彼のもとに差出人不明の黒い封筒が届き、その封筒を開いたことにより、心の中にあった衝動が動き出す。物語の味付けが濃く、暴力の描写がえぐい。そういうのが読みたいときにはよい。2025/06/29