中公文庫 剣神 神を斬る 神夢想流林崎甚助１

著者名：岩室忍【著】

中央公論新社（2022/07発売）

• ISBN：9784122072268

内容説明

天文一六年（一五四七）、出羽国楯岡城下で近習の浅野数馬が闇討ちされた。討手の追跡むなしく、下手人の坂上主膳は行方をくらましてしまう。
六歳にして父を殺された民治丸は、仇討を武神スサノオに誓い、厳しい修行に身を投じる――

居合の始祖・林崎甚助の生涯を描く大河シリーズ堂々始動！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ララ♂]

読了

2023/12/12

[蕭白]

まだまだ序章といった感じでした。次巻以降も楽しみになってきました。

2023/10/08

[ちゃちゃ]

ずっと修行で、気の毒だと思ってしまうのは、現代からの視点が抜けないからなのだろうな。

2024/01/27

[keith]

居合の始祖である林崎勘助の生涯。これはその序章ですが、深雪が不憫なことにならないようにしてあげてほしい。

2024/03/31

[Abercrombie]

居合の始祖・林崎甚助の一代記。第一巻は六歳にして父を闇討ちされた主人公が、修行の末に仇討ちを果たすまで。修行の合間に挟み込まれる、戦国期の道場風景や山形盆地の風俗は興味深く読めたんだけど、修行パートがひたすら単調で退屈。なのに仇討ちは一瞬。父がどんな理由で殺されたのかも、結局わからずじまいだ。

2022/11/23