内容説明
クラス委員長・シズカは、趣味でパシられているけど実はヤンキーを圧倒するほど強いクラスメイト・アキラと交際中。何度も争いに巻き込まれる二人だが、その度にアキラはシズカを守り、シズカはアキラの支えとなり、強く想い合うように。夏休み、仲のいい友人たちと旅行を楽しんでいたシズカたちは、地元で最凶と名高い穴熊高校のヤンキーたちと鉢合せてしまう。すると穴熊のパシられ少女・レイがアキラを気に入って――「パシリのくせに強いなんてカッコいいな! 私、アキラみたいな奴、好きだなぁ」アキラに懐くレイを見て、初めての感情に戸惑うシズカ。さらに穴熊ヤンキーのボスが、アキラに宣戦布告して……!? 【電子限定!書き下ろし特典つき】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
36
2巻の時の感想で少し辛辣な批評をしましたが、決してこの作品(シリーズ)が面白くなかったわけではありません。展開的には安直な面がありますが、予測しやすいので安心して読み進めることができますし、文章も読みやすいです。メインの二人も恋人関係になり、最後は結婚を匂わせる展開までありましたので、そういった部分は良く書いてくれたと言いたいですね。関係性が中途半端で終わる作品よりも余程満足できます。2024/11/20
真白優樹
8
シズハに誘われリゾート地へ旅行へ行く中、地元の最凶のヤンキー、穴熊高校のパシリであるレイと知り合う今巻。―――ぶっ飛ばせ、幸せな未来を阻むなら。 前巻にも増して強力な敵が現れアキラも遂に窮地に陥る中、シズカが彼を守る為に一歩踏み出す今巻。すれ違いと怪我を経て、二人の絆が更に深まっていく、更にバトルの熱さが跳ね上がる巻である。雨降って地固まると言わんばかりに固まる絆、しかし日常は波乱ばかり。果たして巡ってきた秋に二人の安息はあるのか。そろそろ一度は何事もなく日々が送れるのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/07/28
水無月冬弥
4
#ラノベ #キミラノ ゆっくりだけど確実に仲を深めていった二人ですが、ついに○○スする仲までになったのは感慨深いですね。そのぶん、迫りくる脅威も生半可なものではなかったですが、みごと障害を打ち勝ったし、最後のアキラの告白というか宣告は気持ちよかったですね。あとおろおろするシズカは可愛いですね2022/09/02