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内容説明
「入学の偏差値に比べ、大学合格実績が高い学校」として近年注目を集めている、東京品川区の私立共学、青稜中学校・高等学校。そこで行われているのが、校内の自販機で「メンズビオレ」を販売、食べたアイスの棒をリサイクルして「エコ箸」にする、部活動にかかるお金をクラウドファンディングで集める……といったユニークな取り組みの数々だ。一見学力とは関係ないこうしたしかけには、実は隠された意図があるという。2020年より校長に就任した著者が初めて明かす、自分で考え、自分で動ける子どもが育つヒント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ta_chanko
15
言葉がけよりも、環境で子どもを伸ばす。そのための仕掛けを設置する。ごく自然に、ジェンダーバイアスやSDGsなどの問題について考えたり受け入れられたりするように。押しつけがましくならないようにすることがポイント。また、生徒と一緒にルールを作ることで、世の中は変えられることを学ばせる。矛盾・対立する要素を、そのまま共存させる(岡本太郎の対極主義)。失敗してもいいから挑戦することが大切。余白の時間にも価値がある。信じて待つ。2022/08/18
りんだ
7
私立の中高一貫校における、生徒主体におけるさまざまな取り組みがどのような仕掛けのもと起きているのか、その仕掛けから言えることは何かが校長先生の主観のもとまとめられている。マネジメントにおけるヒントがたくさん詰まっているように感じた。 特に、「生徒の「違和感」に耳を傾け、そこから自分たちの価値観を棄却することが大切」(意訳)という点については改めて痛感したところ。これを企業文脈に置き換えると、新人〜若手の「違和感」に業務改善・組織開発のヒントが眠っていることを前提に、心から耳を傾けることが大切なのだろう。2023/08/13
pppともろー
5
教育の本質は希望。挑戦。メンズビオレはその1例。無駄なものはない。2026/01/03
雪だるま
2
私立青陵中学校・高等学校で校長を務める著者が生徒の自主性・多様性を重んじる教育を実行し、社会で活躍する人材を育てることの魅力を伝える。SDGsや多様性という言葉が当然のように使われるようになってきた。価値観は時代と共に変遷し、教育のあり方も変わっていく。著者が生徒から提案のあった斬新なアイデアを否定するでもなく、肯定するでもなく、なぜ必要なのかを考え周囲のコンセンサスを得る教育法は感心した。氏のような柔軟な教育者が増えることを切に願う。2022/10/21
たけぞ
1
今の学生は大変だな、と思います。考え方は社会人にも役に立ちます。2024/09/05




