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内容説明
工場が改善活動や原価管理をいくら徹底をしても会社全体としては儲からず、給与が増えないのはなぜかに迫る。棚卸や配賦、償却など工場関係者が日常ほとんど使わない会計の最低限の知識を噛み砕いて伝え、企業トータルで儲けが出る工場の損益管理の方法を指南する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンセット
7
よくある改善活動では、個別の製品での原価や工数低減とかを考えがちだけど、設備費や労務費は会社全体でかかる固定費なので、財務上は何の費用も削れていない可能性がある。限界利益(=付加価値=利益+固定費=売上-変動費)で考えると、設備や人(固定費)の稼働率を高め、会社に入るお金(売上)を増やし、出るお金(外注費などの変動費)を減らすという発想になる。通常の生産で稼働を平準化するのは難しいので、先行生産できる製品で稼働率を埋めるなどする。LT短縮に対しては、闇雲に無駄を減らすよりネックの工程に対策する。2024/03/30
しゅー
5
★★★中小企業診断士受験の副読本。TOC理論とスループット会計の本だった。味気ないテキストを読む前に、モチベーションを上げていく。やたらと個別原価計算を推してくるコンサルとか、ろくに工程を調べないで一律に棚卸資産を削減する活動とか、なぜか使えない生産管理システムとか、日本の製造業のアルアルをぶった切っていて社会人としては頷きまくりの内容である。本屋で見かけなかったので図書館本だけど、コレは買っても良いかな。2023/12/16
そらパパ
0
凄く参考になりました2017/08/25
Toropi
0
久々に読んだ。以前は生産管理システム導入の為に読んだ。今回は現場改善の為に再読。2025/04/25
かわ
0
★★★☆☆2023/09/07