朝日新書<br> 江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで

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朝日新書
江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで

  • 著者名:河合敦【著者】
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • 朝日新聞出版(2022/07発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022951809

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内容説明

藩の原型は秀吉が作った!? 関ケ原・大坂の陣・幕末の御家生き残り戦略とは? 改易で消えた名門大名……幕藩体制の成り立ちから廃藩置県までを徹底紹介!! 「日本一の藩はどこだ!? 実力格付けランキング」(80頁)を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

37
関ヶ原前夜、必ずしも一枚岩ではなかった各大名家。王政復古の大号令や鳥羽伏見の戦い、明治維新後の混乱期に起きた事件など、各藩の御家生き残り戦略を紹介し江戸期に存在した約500藩の真実に迫る一冊。秀吉時代に成立した藩が、江戸時代の幕藩体制でどう統制されて時代が変化し崩壊に至ったのか。関ヶ原の戦いにおける生き残り策、お家騒動と改易・減封、藩政改革の成功と失敗、世間を騒がせた驚きの事件、江戸時代の藩教育、幕末動乱と戊辰戦争、そして廃藩置県による終焉まで、様々な事例を取り上げて語られるエピソードは興味深かったです。2022/09/23

バーバラ

16
関ヶ原の戦いから廃藩置県までの270年間の諸藩の出来事をテーマ別にまとめたエピソード集。有名な事件より寧ろドラマや小説には出てこないような話の方が興味深かった。天下分け目の戦いに際し藩の存続に知恵を絞る様、財政難にあれやこれやと策を凝らす様、その姿が今も変わらぬ人間の営みを感じさせ親近感さえ覚える。巻末(というにはボリューム大だけど)の最強の藩ベスト300という何を基準にしたかわからない(笑)ランキングも面白い。九州の無名の小藩である我が出身地が予想外に上の方にランクインしててちょっと嬉しかった。2022/10/03

fseigojp

13
少藩のことは殆ど知らないので有益だった2022/08/25

スプリント

10
ざっと江戸500藩の概要を知るには十分。 故郷や住んだことがある地域から調べてみました。2024/12/16

KEI

7
関ヶ原の合戦が藩の存亡、命運を分けたというのは頷ける。そして、藩存続のために講じた手立ては藩主の思惑通りにいくものばかりではなかった。その顛末を藩ごとに比較してみるのは面白い。また、参勤交代の意味について、広く知られることが実は間違っていて真の目的は他にある、という情報は目からウロコであった。現在、日本は47都道府県に分かれているが、江戸時代には500もの地域に分割されていた。この狭い島国がそれほど細かく区分けされていたことはシンプルに驚きである。2024/04/07

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