講談社の創作絵本 いとしの犬 ハチ

著者名：いもとようこ【作・絵】

講談社（2022/07発売）

• ISBN：9784061324077

内容説明

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【内容紹介】
今日こそ帰ってくると信じて、雨の日も雪の日も、駅で先生を待ちつづけた秋田犬、ハチ。
いもとようこのあたたかい絵とともに、世代をこえて伝えたい感動の実話です。

【作者からのメッセージ】
23年ほど前、私は秋田県・大館のハチ公記念館を訪れました。
その時からハチの絵本を創りたいと願ってきました。
今回、念願が叶ってハチの絵本を創らせていただきました。

10年もの長い年月、雨の日も…風の日も…雪の日も…
まいにち、まいにち 渋谷駅で先生を待ち続けたハチ…。
先生とハチは「主人と忠犬」というより「大好きなともだち」、
だれも中に入れないほどの仲良しだったのではないでしょうか…。
ハチは先生が亡くなったことを知らずに、まいにち渋谷駅に
迎えに行ったのでしょうか…?
ハチはわかっていたのじゃないでしょうか…?
ハチは「先生といっしょに生きていく」道を選んだのだと私は思います。

最後まで愛し続けたハチ……その愛は今も続いているのです。

いもとようこ

【読み聞かせ:3歳から ひとり読み:小額低学年から】
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[紫綺]

有名な忠犬ハチ公の絵本。いもとさんのふわふわタッチで描かれた丸っこいハチが可愛らしい♪でもお話は、知ってても涙が出そうになる。

2018/01/20

[yomineko＠ヴィタリにゃん]

上野教授の所にやって来た秋田犬。奥様が「小さいのに前足を踏ん張って八の字になっているからハチにしましょう」と。そうなんですね🐶亡くなった教授を１０年間も駅にお迎えに行くハチ。。。涙。。。そして、息絶える・・・号泣😢😢😢

2024/02/11

[のえる]

図書館絵本。東京の渋谷駅に｢ハチ公｣という犬の銅像が立っている。このモデルとなっている、本当にいた犬｢ハチ｣のお話。 大まかな結末は知っていたけど、やはり切ない。 いもとさんの描く世界観がよりお話に温もりを与えている印象を抱いた。

2021/04/18

[チヒロール]

読み聞かせにセレクト。 以前映画で観た映像が思い浮かび、ハチのけなげさにこらえきれなくなり、読み終わった後は涙。元気な子ども達もしんみりお話の世界に入ってました。

2015/01/09

[かおりんご]

絵本。たまたまテレビで、本当のハチの話を見ただけに、めちゃくちゃ脚色されてる気がした。健気な犬に心打たれるが、周りの人間の冷たさもいかがなものかと思う。

2021/09/20