講談社文庫<br> 戦端 武商繚乱記(一)

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講談社文庫
戦端 武商繚乱記(一)

  • 著者名:上田秀人【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 講談社(2022/07発売)
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  • ISBN:9784065287460

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内容説明

大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、上役の筆頭与力・和田山の娘をわけがあることを
承知で娶ったにもかかわらず、裏切られてしまう。妻の不貞を許せなかった小鹿は、
義父の和田山に妻を公然と突っ返すという方法に及ぶ。これが原因で、東町奉行所内では、
同僚たちからも距離を置かれて居心地がよくない日々を過ごしていた。
鬱憤をはらそうと大坂の遊郭に足を向けたものの、なぜか客引きをされない。
理由は、大商家が「総揚げ」すべての見世を貸し切っていたからだ。
その商家の名は、淀屋。西国三十藩以上の年貢米を大坂へ廻送、売る権利を持ち、莫大な富を得ていた。
淀屋に借金をする大名もあらわれ、参勤交代の折には淀屋に寄って挨拶をするほどの力関係に至る。
幕府も忸怩たる思いで、ついに時の老中首座・土屋相模守が手を打つことに。
一介の同心・小鹿は、商魂たくましい上方の豪商と武士の沽券をかけた争乱に巻き込まれていく。
吉川英治文庫賞受賞作家が送る新機軸の書下ろし時代小説、堂々開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

68
武商繚乱記「戦端」1巻。新シリーズ開幕、大坂を舞台にした物語ですね、今後の展開が楽しみです。(暖かくなったら大阪町奉行所跡に行ってきます)2023/02/03

やま

60
大阪東町奉行所同心の山中小鹿(ころく)の活躍の物語です。山中小鹿は、有能な同心であったが筆頭与力の和田山内記介に嫌われ閑職に追いやられた。小鹿は、和田山に頼まれて遊ばれた和田山の娘・伊那を娶ったのであるが、その伊那が密通相手の阿藤伊佐次と再度密通した。頭に来た小鹿は、泣き叫ぶ伊那の頭を掴んで和田山の屋敷に連れて行った。和田山は、娘を怒るのでなく小鹿に怒りをぶつけてとうとう二人目の東町奉行中山出雲守時春の下につけられた。2023/06/16

ガットウ

15
★★★★4.4点。新シリーズ始動!!やはり上田秀人さんは単発よりシリーズモノが光輝いている。2022/09/05

たぬきち

3
図書館本。上田さんの新シリーズ。大阪が舞台。「内奉行与力」もそうだったけど、あんまり面白くない。大石内蔵助が出てきたから忠臣蔵が後々絡んでくるのかも。でも私には合わないようだ。分銅屋や妾屋みたいに商人が主人公ならいいんだけど。☆22023/10/22

ジョーさん

2
新シリーズ始まる。2023/02/07

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