内容説明
同僚や友人、家族……
人の心をもたないサイコパスを見極め、
身を守る方法を手に入れる
サイコパスと聞いて多くの人がイメージするのはチェーンソーなどを使い平気で人を殺すホラー映画の登場人物や、
無差別に大量虐殺を行うような殺人鬼といった人物ではないでしょうか。
しかしサイコパスとは残虐な殺人を行う人のことだけを指しているのではありません。
彼らの特徴として「冷淡であり共感性が欠如している」
「良心に乏しく罪悪感を覚えることがない」「病的な虚言がある」などが挙げられます。
程度の差こそあれ、これらの特徴に当てはまる人は多く存在しているはずです。
さらにこれらが当てはまる人は経営者や弁護士など、社会的地位の高いとされる人にも多いといわれているのです。
本書は著者が右腕として信頼していた人物がサイコパスだったため被害に遭ってしまったという自らの経験から、
仮面を被り偽っている彼らにどう対処していくかを世の中の人に伝えたいと考え執筆しました。
著者の医学的見地からサイコパスの正体に迫ることで、同僚や友人、家族など自分自身のそばに
サイコパスが潜んでいることを知ってもらい、トラブルから身を守るための方法を学ぶことのできる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リッツ
18
サイコパスというと真っ先に浮かぶのが「羊たちの沈黙」のレクター博士。なので内容にちょっと驚き。戦争を引き起こす独裁者から歴代の君主、そして会社の上司から近所のおばちゃんまで。サイコパスの定義から特徴、サイコパス要素のある人を語る。要素だけなら思い当たることもあるかもしれない。しかし恐れ知らずの反省なしとなるとなかなかいないだろう。文中に出てくる人で『うーん、その人もいれちゃう?』と思わないでもないが。で、何が怖いってそれまで人を惹き付け力を発揮して期待を集めて権力を手にした途端に暴君に変身。暗澹たる気分。2023/04/14
れい
6
【図書館】著者は医者だが精神医学が専門ではない。サイコパスに対する問題意識はある部下の裏切りからの私怨だということを表記しておく。発達障害とサイコパスをごっちゃにしていないだろうかと感じた。私自身、読んでいて混乱した。ナチスなど非道なことを命じた指導者・権力者はサイコパスなのかもしれないが、それらを実際実行したのは、普通の国民だったりする。普通の人でも人の気持ちは深く聞いたり、同じような体験をしないと想像できなかったりする。武士、フレネミーなどをサイコパスと言うのは言い過ぎな面があると思う。2023/06/23
kazhc57
0
この本を読むのは時間の無駄です。自分でサイコパスは悪とは言い切れない、と言いながら「サイコパス=悪」という信念で書かれています。個人的にサイコパスの人に騙されて大金を失った経験を語っていて、そのトラウマから抜けられないのでしょう。唯一意味があるのは第3章で、サイコパスのプラスの側面を語ったケヴィン・ダットンの著書を紹介していますが、作者本人がサイコパスにプラスの側面があることを信じておらず、アリバイとして紹介しているだけです。そのうちその本を読んで感想を書きます。2024/01/31
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