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内容説明
1984年、「自分たちの好きなことしかやらない!」と流行りの音楽に背を向けた男たちによって結成されたバンド「たま」であったが、世は空前のバンド・ブームに突入。
89年のイカ天出場を機にオリコン初登場第1位、紅白出場など、ジャパニーズ・ドリームを果たした疾風怒濤の実録物語。パーカッションの石川浩司の自伝を原田高夕己が本書初出の新エピソードも追加して余す所なく漫画化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
67
続編もふくめての感想です。石川さんの20年前の原作は既読ですが、この漫画化作品は読み逃していました。自伝的なドキュメンタリー漫画として、水木しげる「昭和史」、辰巳ヨシヒロ「劇画漂流」、藤子A「マンガ道」などと比べたくなるぐらいの達成かと。石川さん自身が漫画をかいているわけではないのだが。漫画担当の方の、時代とヒトを再現しようとする圧の高さがすごい。イカ天で初演奏する場面で、番組を見ていた人物として、吉本浩二や福満しげゆき夫妻らが登場する。2024/07/13
山田太郎
23
ナゴムでやってたの知ってたけど、音聴いたことなくイカ天で初めて見てすごいな、これで、確か2週目がさよなら人類じゃなかったか。とても売れる音とキャラとルックスでもないのに、あれだけバカ売れしてもスタンス変わらないのはすごいよなと。人間関係悪くなったり、えらそうになったりするもんだが、頭いいんだろうな。2022/09/04
モン&スター
15
発売日に買って読み終えるのにえらい時間かかった。1話1話の情報量の多さと、この頃私はこんなであんなで…っていう自動掘り起こし作業で脳が疲れてしまってとても一気に読めるもんじゃなく、イカ天に出るまでのカウントダウンの数話で泣けてしまった。母親が他界して割と混乱してる時期にイカ天のたまに出会ったのでその時のぐらぐらした気持ちとかも湧くし。 お小遣い全部たまに注ぎ込んでて、その頃の情熱というか執着心が今思うと凄い病的なんだけど、そのおかげで今も好きだし四人のソロ活動追えたり出来てるの本当に良かったなと。 2022/08/30
いなとも
14
いつもは読んだ本にマンガはカウントしないんだけどこれは特別。和製ビートルズといっても過言ではない「たま」大好きなんですホント。藤子Aさんそっくりの絵柄にイカ天出演時の状況が「そのまま」再現されていてびっくり。続編はマルコシアスとの対決も書かれるのかな?楽しみに待ってます🥰2023/04/26
nobu23
11
たまのメンバーの同名のエッセイをベースにしたバンドの誕生からを描いた漫画。 絵柄が昔の漫画をオマージュにしつつも、雰囲気にあっている。 ボリュームもあって読み応えもある。イカ天出場までが描かれている。早くも次が気になる。2022/08/14