内容説明
上手な怒り方は、自分を守る盾になる。
モヤモヤする出来事に遭遇したとき、うまく怒れないことはありませんか。
「笑って受け流す」と「ブチ切れる」の間には、たくさんの上手な怒り方が存在します。
怒るのが苦手なあなたも、この本を読んで上手な怒り方を身につけましょう。
この本では、怒るのが苦手な人を6つの動物タイプに分けて紹介しています。
あなたはどのタイプですか?
◆八方美人で誰からも好かれたい!
「イルカさん」タイプ
◆どうせ無理だと諦めちゃう、無力感を抱く
「ナマケモノさん」タイプ
◆水面下ではバタバタしているのに冷静を装う
「白鳥さん」タイプ
◆いつもビクビク…まわりの警戒を怠らない
「リスさん」タイプ
◆完璧主義で立派に見られたい見栄っ張りな
「シカさん」タイプ
◆瞬発力がないから、後からモヤモヤ
「コアラさん」タイプ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしどん
9
基本怒ってもあまりいいことがないので、ここに書かれていることはうまく実践できる気がしなかった。タイプ別にまとめられているが、実際にどれかひとつに収まる人は少ないように思った。私には同じ著者の『アンガーマネージメント入門』のほうが参考になった。2023/09/18
にゃーごん
5
アンガーマネジメントって怒りっぽい人のためのものかと思っていたけど、怒れない人にも必要とのこと。怒ることなんてそんなにある?と思っていたけど、モヤモヤは怒りの一種なのだとか。当てはまる項目が多すぎて、どれから手を付けたものか、そしてどれはスルーしてどれは怒ればいいのか、よくわからなくなってしまった。やはり、モヤモヤを感じる要因の1つはいい人ぶることによる自滅。なにか1つでも実践しながら、嫌われる勇気をもう一度読んでみようかなと思った。2024/04/05
乱読家 護る会支持!
5
他者に対して「怒り」の感情を伝えるのが苦手な僕ですので、克服できるかなあと思って借りたのですが、残念ながら内容が違いました。 いわゆるアンガーマネジメントと同じで、認知(思い込み、イラショナルビリーフ)を変えることで怒れることを学ぶ本。論理療法や認知療法の本ですね。 僕は、そうじゃなくて、怒った顔の作り方とか、怒りの声の出し方とか、言葉の選び方とかを期待したのですが、、、、残念です。 お芝居を習いに行こうかなあ。。。。 2023/01/14
アール
2
理解はできたが実践しようとまでは思えなかったかな。以下備忘。公正世界仮説→正しい人が幸せになる世界は、逆に言えば「今不幸な人は正しくない」「不幸になる理由がある」ということになる。正しさは人それぞれ。自分と相手の正しさは違うと心得る。「お前だって」論法には、「完璧じゃないと何も言ってはいけないのか」「悪いと思ってるから他人を悪者にして逃げようとしている」と対抗。何かの条件を満たすことが幸せになる前提条件だと考えている人にとって、幸せを感じることはとても大変。「気遣い」は個人、「気配り」は複数人が対象。2024/02/19
コリー
2
めっちゃ怒れちゃう私だけど、最近何故か夫婦喧嘩の時には怒れなくなってきた。怒るよりも話し合いの方が大事だとわかってきたからだと思うけど、怒れないまま一方的に相手から怒られるのは嫌なもんだわ。正しい怒り方?みたいなのを知りたくなったので読んでみた。すごーく良かった。メモしたい言葉のオンパレード。自己肯定感も上げてくれた。2022/08/19