出版社内容情報
日本がW杯初出場を果たした九八年フランス大会から二十年。当時の選手やスタッフが歩んだ様々な人生を丹念に辿るノンフィクション。1998年フランスW杯を戦った「日本代表」の物語は終わっていなかった。
W杯初出場の扉をこじ開けた者たちの、それから。
日本代表がW杯初出場を果たした歴史的な1998年フランス大会から20年。当時の日本代表、スタッフはどうしているのか? 様々な人生を歩みながら、彼らは今もあの経験と向き合い続けていた――。
著者が選手スタッフ39人に取材して、初出場した日本のフランス大会を克明に描いた『6月の軌跡』(文藝春秋、のち文春文庫)から20年。W杯ロシア大会を前に、あらためて当時のメンバーにインタビューをし、W杯の扉を開いて以降、それからの人生を追った。
驚いたことにカズをはじめまだ現役である選手が6人もいる他、指導者になった者もいれば、変わらずサッカー界で働くスタッフもいた。彼らの目に今に浮かぶ光景とは。
かつての代表チームを追って、全国に取材行脚をした力作ノンフィクション。登場するのは、岡田武史、中山雅史、井原正巳、名波浩、城彰二、三浦知良、北澤豪、中田英寿、小野伸二、川口能活、楢?正剛、相馬直樹、呂比須ワグナー、岡野雅行、森島寛晃、山口素弘、市川大祐、秋田豊、名良橋晃、中西永輔、小島伸幸、平野孝ほか
増島 みどり[マスジマ ミドリ]
著・文・その他
内容説明
岡田武史、中山雅史、井原正巳、名波浩…98フランスW杯選手・スタッフ39人インタビュー。1998年フランスW杯を戦った「日本代表」の物語は終わっていなかった。
目次
序章 2016年11・12月「旅の始まり」
第1章(宮崎 井原正巳・アビスパ福岡監督;本郷 斉藤俊秀・U‐16日本代表コーチ ほか)
第2章(新横浜 山口素弘・名古屋グランパスアカデミーダイレクター;二子玉川 名良橋晃・SC相模原ジュニアユース総監督 ほか)
第3章(渋谷 福林徹・フランスW杯チームドクター;町田 相馬直樹・FC町田ゼルビア監督 ほか)
第4章(バンクーバー 浦上千晶・フランスW杯栄養アドバイザー;桜新町 小村徳男・サッカー解説者/サッカースクールSKYコーチ ほか)
終章 2018年3月「旅の終わりに~仙台にて中田英寿と~」
著者等紹介
増島みどり[マスジマミドリ]
1961年、神奈川県鎌倉市生まれ。学習院大学卒。スポーツ紙記者を経て、97年よりフリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞受賞。法政大学スポーツ健康学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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