鎮守の森は泣いている - 日本人の心を「突き動かす」もの

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鎮守の森は泣いている - 日本人の心を「突き動かす」もの

  • 著者名:山折哲雄
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2022/07発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569615455

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内容説明

いま日本人は自らの「心」の在り処を見失いつつある。何に感動し何を悲しみ、日々をどう生き、死に際して何を考えたのか。この国に連綿と繋がる感性を取り戻す事が強く求められている。本書では「日本人の信仰のかたち」を見つめてきた著者が、人々の感性を掘り起こしていく。西行、芭蕉という「日本をさまよう」求道者がいた。彼らは蔑まれ孤独の中に生きる「こじき」に憧れ、そうなる事で悟りを開こうとしたのだ。つまり私を無の状態にしたとき、ものがよく見えてくると信じ、そういう心の在り方、生き方にどこまでもこだわった、と著者は言う。また日本には「人間は一度死を通過する事で神になることができる」という独自の死の感覚があり、そこから死の世界の近くにいる「老人」が神にも等しい存在として崇められてきたのである、と述べていく。日本人の行動規範をユニークかつ大胆な視点から論じていく、眼からウロコが落ちる日本人論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Junko Yamamoto

2
エッセイなので軽く読む。自決を源氏が切腹、平家が入水している指摘が面白い2023/04/29

tecchan

0
日本人における神と仏に代表される宗教とは。西行や芭蕉、良寛などに見る日本人のこころとは。無情や武士道、老いなど。多面から日本人の精神を描いている。2017/07/21

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