ちくま新書<br> 日本人の神道 ――神・祭祀・神社の謎を解く

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ちくま新書
日本人の神道 ――神・祭祀・神社の謎を解く

  • 著者名:島田裕巳【著者】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 筑摩書房(2022/06発売)
  • 光る紫陽花!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/7)
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  • ISBN:9784480074867

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内容説明

古代から現代にいたるまで私たちの暮らしに深くかかわっている「神道」。だが私たち日本人は、「神道」という宗教の本質を本当に理解しているだろうか? 本書では、開祖もいなければ、教義もない、そして救済もない「ない宗教」としての神道の本質を見定め、その展開を追う。日本人が神道とどのように関わってきたかを明らかにすることは、私たち日本人の基本的な世界観や人生観を考えることにつながっていく。

目次

はじめに
第1章 神とは何か
神道はいつから宗教ととらえられたのか
日本にはどれだけの数の神がいるのか
本居宣長が定義した日本の神
悪をもたらす存在は、神なのか
一神教の神と神道の神々の大きな違い
祈りのことばがない神道
祈る対象は何なのか
神道系の教団、天理教の場合
第2章 祭祀に現れる神
神道における祭祀の方法
神道の祭祀が行われた場所
沖ノ島の祭祀
古事記編纂より前に行われた祭祀
天皇にまつわる古事記の記述
八幡神と習合した応神天皇
中山みきの神憑りから始まった天理教
神と出会う場として選ばれた磐座
第3章 神はいつから神社に鎮座しているのか
神社の基本形
日本最古の神社建築
絵巻物に描かれた神社の社殿
「一遍聖絵」に描かれた神社
神社に社殿が建てられていくプロセス
「神が社殿の中に常在している」といつから考えられたのか
神が神社によって独占されている?
第4章 神宮の式年遷宮はいつはじまったのか
なぜ二〇年に一度「式年遷宮」が必要なのか
式年遷宮はいつから始まったのか
なぜ天皇は、伊勢神宮を訪れていないのか
恐ろしい力を持った天照大神
正史に記述されている式年遷宮
二〇年に一度、神宝を奉納していた
式年遷宮、制度化の流れ
第5章 出雲大社の生き神・国造
神が社殿に閉じ込められる変遷
出雲大社の本殿の内部はどうなっているのか
出雲大社の神職、佐草自清の日記
生き神として扱われた出雲国造
出雲大社の本殿は、今よりかなり高かった?
なぜ、本殿をそこまで高くしたのか
出雲国造はどんな生活をしていたのか
出雲国造は、「天皇の聖性を補完する存在」だったのか?
第6章 神道と仏教の戦い
日本仏教の特徴
興福寺と春日神社の本地垂迹の関係
神道の持つ「祟りを鎮める役割」
神として祀られた菅原道真
疫病の流行が「祟り」と結びつく
祟りをもたらす人物が神となる
神として祀られた秀吉、家康
祈れば利益を与えてくれる存在となった神
第7章 社殿のない神社
怖れられなくなった神の存在
神の存在はこの世から消えたのか
「神は死んだ」
「教えがない」という神道の利点
神を狭い空間から解き放つ
あとがき

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