朝日新書<br> 歴史の予兆を読む

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朝日新書
歴史の予兆を読む

  • ISBN:9784022951779

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内容説明

ロシアのウクライナ侵攻は、第3次世界大戦となるのか? 日本はどうなるのか? 歴史にすべての答えがある! 戦争、格差、天皇、危機下の指導者──。日本を代表する二人のジャーナリストが厳正に読み解く「時代の潮目」。過去と未来を結ぶ熱論!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬養三千代

13
色々な分野に渡っての対談。戦後の年数をどう読むか?明治からをどう読むか?意義深い対談でした。2022/12/11

mintia

13
歴史の渦中にいると歴史の予兆は分からない。しかし、過去の失敗から歴史の流れを知ることができる。2022/11/28

Cinejazz

13
ウクライナ戦争は、第三次世界大戦勃発の「序章」か? 貧困と格差の拡大、気候変動、政治リーダーの劣化、ポピュリズムの拡散と分断化・・・世界が混沌の度を深めるいま、直面する様々な危機は、いつから始まり、どんな悲劇をもたらすのか? 現役の二大ジャ-ナリストが、歴史の流れが変わった分岐点の「予兆」をつかみ、日本の行く末を見つめた、コロナ禍でのリモ-ト対談集。 ▷プ-チン暴挙の三大要因 ①KGB出身者の歪んだ国家主義 ②東西冷戦時代のソ連邦の威信と国力へのノスタルジ- ③民主主義への不信感。 2022/10/22

tolucky1962

12
当然だがKGBスパイの出身,ソ連へのノスタルジー,民主主義への不信のプーチンの暴挙には厳しい評価。独ソ戦での故郷の悲惨とソ連消滅が影響している。ソ連帝国の偏った歴史書,東独出身のメルケル首相の引退で抑えがなくなったことが影響。一方,ウクライナのゼレンスキー大統領の演説,ネット利用のうまさは近代的という。日本の問題として,帝国主義の時代について反省を口にするが,誤りへの国民的合意がなく,戦争の被害の歴史は語り継ぐが,加害を意識していない。夫婦別姓など国連から勧告を受ける課題で世界標準から外れているなど挙げる2022/09/18

ikedama99

10
間をおいて読んでしまったのは失敗だった。話が切れてしまう感じを持った。対話の中での話題の取り上げ方が、歴史を今のものになぞらえて考えていくスタンスかと思えた。自分も学ばなくちゃと思わせてくれた刺激的な本。また、日本での保守派の台頭の理由など、知らなかったことも多く取り上げられていて読んでいて楽しい。レベルの高い指導者の一人がドイツのメルケル元首相だとは思っていたが、彼女から見た安部元首相はどうだったのかは、・・自分はさもありなんと思えた。保坂さんの64人の首相のABCランク付け、全員のを見てい見たい。2022/09/21

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