内容説明
シンガーUruが自身の楽曲を元に書いた短編集、デビュー記念日に発売!
ライブ会場での朗読やファンクラブ会員限定で発表している自身の曲を素に書かれた短篇物語「しあわせの詩」「鈍色の日」、そこに書き下ろし「セレナーデ」を加えて刊行いたします。
また、物語の元になる「セレナーデ」はドラマ日曜劇場『マイファミリー』の主題歌としても話題を呼ぶニューシングル「それを愛と呼ぶなら」のカップリングとして収録されます。
■収録作品■
「しあわせの詩」
私は病院で不思議な光を浴びてから、体に異変を感じるようになる。夫と息子の3人の幸せな日々に、予測できない奇妙な運命が待っていた。
「鈍色の日」
僕が自死を決意した日、実家で暮らす母から荷物が届いて――。
「セレナーデ」
摂食障害で悩んでいる、高校三年生の葵。ある出来事を境に、恋人の隼人、幼馴染の陽との関係が崩れていく。瑞々しい青春群像劇。
※電子特典として、巻末にUruからのメッセージを収録しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
108
セレナーデ。TLだと、まずは相手の話を聞いて、確認したら?と思うのですが、この主人公たちはちゃんと相手の話をまずは聞いていたし、自分の秘密も最初は言えなかったけど、ちゃんと伝えることができていました。鈍色の日、uruさんにもこういう時があったのかなと思いました。一応、曲を流しながら読んだけど、そうしなかったとしても、そう言われてみると、なんなuruさんっぽい。そんな印象を受ける作品集。文章まで書ける人だったんですね。2022/09/05
ウッディ
100
儚い歌声が魅力のシンガーUruさんの小説。表題作はありきたりな気がしたが、意図せず不老不死の身体を手に入れてしまった女性を描いた「しあわせの詩」が印象的だった。息子が成長し、夫が年老いても自分は若いまま変わらない不自然さ故に、家族と離れ、友人を作らず、一人で暮らすことを選んだ女性の苦悩。誰かと親しくなって、一定期間過ごすと、自分の秘密を知られてしまうから友達もできず、家族の老いや死を受け入れなければならない、誰もが憧れる不老不死をそんな孤独として描いたUruさんの感性に、多くの人が惹かれるのかも。2022/10/12
ゆのん
63
献本で頂いたデジタルプルーフ。3編の物語の全てがとても良かった。『しあわせの詩』は世にも不思議な物語にありそうなちょっと怖くて、切ない物語。『鈍色の日』はとても短い中に主人公の感情が溢れていて読んでいるこちらも息を詰めて読んでしまった。『セレナーデ』は是非とも映像化して欲しい。10代の恋愛としては少し大人びていると感じたが『青春』を凝縮したような物語で、場面が鮮やかに脳裏に描けた。献本として頂いておきながら、あまり期待していなかったが非常に素晴らしい一冊だった。2022/06/07
b☆h
45
当選し、初めてのデジタルプルーフで読んだ。〝当たり前にある幸せ〟が、如何に当たり前じゃないかを思い出させてくれる二つの物語。特に『しあわせの詩』が良かった。後悔ないようにしようと思うのは、確かに漠然とではあってもいつか死ぬことが分かっているから。〝不老不死〟が手に入る薬を奪い合う話とかもあるが、個人的にはずっと要らないと思ってきた。老いを隠したい、無理矢理止めようとする人も多いけど、余りに年齢と見合わないのは不気味ささえあるし、皺があっても綺麗な人もいる。なかなか難しいが、そんな歳の重ね方をしたいと思う。2022/06/06
うっちー
39
1話目は面白かった2022/10/14
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