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出版社内容情報
君は、ギャルに銃殺されそうになったことはあるか? 僕はある。なぜなら、この世に存在してはいけない異能を持った《勇者》だから――。
異能を授ける違法薬物が出回る日本で、運悪く勇者になってしまった僕・千才一愚は追われていた。《探偵》に異能を暴かれれば死。殺されるはずの僕を救ったのは、どんな問題も解きほぐす探偵・独希だった。
勇者でありながら探偵を目指すことになった僕を待ち受けるのは、ミステリアスな彼女との同居生活、ギャルとの再会(※地味子偽装状態)、生意気な妹ヒロインの爆誕。――というのもありつつ。
立ち向かうのは教室に紛れ込んだ勇者を見つけ出す入学試験。そして、探偵の抹殺を目論む勇者組織との戦いに身を投じることになる――。
【目次】
内容説明
君は、ギャルに銃殺されそうになったことはあるか?僕はある。なぜなら、この世に存在してはいけない異能を持った《勇者》だから―。異能を授ける違法薬物が出回る日本で、運悪く勇者になってしまった僕・千才一愚は追われていた。《探偵》に異能を暴かれれば死。殺されるはずの僕を救ったのは、どんな問題も解きほぐす探偵・独希だった。勇者でありながら探偵を目指すことになった僕を待ち受けるのは、ミステリアスな彼女との同居生活、ギャルとの再会(※地味子偽装状態)、生意気な妹ヒロインの爆誕。―というのもありつつ。立ち向かうのは教室に紛れ込んだ勇者を見つけ出す入学試験。そして、探偵の抹殺を目論む勇者組織との戦いに身を投じることになる―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
異能を授ける違法薬物により運悪く探勇者となった千才一愚が、探偵抹殺を目論む勇者組織との戦いに身を投じるダークファンタジー。ギャル探偵に追われる一愚を救った名探偵・独希。彼女の勧めで探偵を育成する守地野学園に入学した一愚に、同居生活を送るミステリアスな独希と再会するギャル探偵、振り回す生意気な妹ヒロインたちを絡めながら探偵を目指す展開で、ルールに則って理で追い詰める探偵と理で迎え撃つ勇者という構図があって、一愚が虚々実々の駆け引きを繰り広げる中で、それを見事決着させてみせた名探偵・独希の存在感は圧巻でした。2025/07/11
ほたる
10
キャラクターの動き方、異能が飛び交うバトル、相手への詰め寄り方。少年マンガを思わせるような展開の数々に自然と絵が見えて、大ゴマでバシッと決める様が頭の中にはっきりと思い浮かぶ。物語の始動としてかなりワクワクさせられて、色々と出来そうな感じで期待。2025/07/15
真白優樹
8
違法薬物により異世界に転移、異能力を得た勇者を探偵が狩る世界で、勇者である少年が誰も殺さぬ探偵を目指す物語。―――例え今は先送りとしても、悪魔的狡知で。 屁理屈にも見える論理をこれでもかとこねくり回し押し付けて、事件を荒らしまわって膠着させる。正に零真似先生ワールド全開、といった感じの作品であり、中々に摩訶不思議な面白さが楽しめる物語である。始まったばかりのいばらの道、誰も殺さぬ道は、まだまだ遠くて。そんな中でも、己らしくと貫いていく先、道は開けていくのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2025/07/14
とってぃー
8
思考を巡らせ論理で迎え撃つ展開が良かったですね〜! 異能力×頭脳バトルの本作。論理で迎え撃つ性質上、辻褄を緻密に練り上げるのに苦労しただろうと感じますね。主人公達が絶体絶命の状況をどう盛り返すのかハラハラが止まらない楽しい作品でした。2025/07/13
mag
7
超常の力「ギフト」を持つ勇者と勇者が持つ「ギフト」を暴き勇者を殺す探偵の、異能×頭脳バトル作品。 勇者を殺す探偵の枠組みでありながらも勇者を救おうとする独希と、そんな独希に救われた運が尽きている一愚の対称性もまた魅力的でした。 感情の方向性や、問への向き合い方が真反対な2人だからこそ生み出せる深みがありましたね。 また、異能という要素が空気にもならず異能頼りにもならずと、論理の構築に自然に組み入れられているのがとても読んでいてワクワクさせられました。 次巻以降の展開も楽しみです。2025/07/14
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