内容説明
建築はミステリーに満ちている。A(architecture)に隠されたM(mathematics)を探せ。
目次
1 幾何のたね(建築は数学で成り立っている;直角と形の起源 ほか)
2 次元のかなた(次元は視覚化できる?;座標系ですべてが変換できる ほか)
3 数の探索(引き算・足し算の法則;群論と方程式のつながり ほか)
4 美しい数式(宇宙エレベーターの夢;ネットワーク論=ループ量子重力理論 ほか)
5 ひらめきの穴(無機的なんだけど有機的;インスピレーションがないと先に行けない ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕎麦
3
いまいちハマらず、途中で脱落。数学的視点を持ち込むのは、アイデアとしては面白いんだけど、跳ねなかった印象。残りはぼちぼち拾い読みするかな。2023/06/19
ひさか
1
本の帯には「建築はミステリーに満ちている。A(rchitecture)に隠されたM(athematics)を探せ!」なんて、書いてありましたが、数学の一般向け読み物として、興味深く読めました。 数学屋と物理屋の取組、解釈の違いのような話が随所に出てきて、特におもしろかったです。 ネットワーク論=ループ量子重力理論のところのお話もおもしろかったです。2012/03/25
SS
0
数学と建築には共通性があるのか?構造やモデルを見いだす。また、美的感覚も必要そうだ。兄が建築師であるあることをかんがえると技能的には似ていると思う。 あと、ガロア群の説明は分かりやすかった。2014/01/05
YuYu
0
形の論理思考を数学と建築の専門家が入り込みやすく説明してる。 数学は一般原理を明らかにして世界を作る、 建築は試行錯誤的、実験的に物事を明らかにして世界を作る。 両者の目指す目的は同じだけど、方法が違い互いに補完し合ってるように思う。2013/04/07
○△
0
無限抵抗とかガロア理論とか面白かった。2012/08/25