内容説明
水星の極地で1兆トンの氷が観測され、金星では海の痕跡が見つかった。土星の衛星からは美しい間欠泉が噴き出し、冥王星にはハート型の窒素の氷河が……。探査機ボイジャーの打ち上げから45年。次々と明らかになってきた、まったく新しい「太陽系」の姿とは――。NHKの人気番組に最新の知見を加えて描く宇宙研究の現在地。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
64
TV”コズミックフロント”(未見)最新まとめ 土星の環の衛星に生命がいるかもしれない、等新知識。 火星に降り立つ予定の自立型ロボット、ヴァルキリー、て見た目日本のアニメ 木星の巨大オーロラ見てみたい2022/11/19
まえぞう
21
私が毎週必ず見るテレビ番組にNHK-BSのコズミックフロントがあります。この本はこれまで番組で紹介されてきた太陽系に関する話題をベースにまとめたものです。読んでいて番組の内容を思い出したものもあります。太陽系の中だと行ってみられるかもと思えるところに夢がありますね。2022/08/08
ケイジ
18
遠い星々も魅力的ですが私たちが居る太陽系の様子を誰が読んでも面白いように描かれています。特に土星や木星の衛星たちの思った以上に活き活きした世界には驚かされました。2023/01/25
乱読家 護る会支持!
4
探査機のボイジャー、はやぶさ、ジュノー、カッシーニ、メッセンジャー、あかつき、ドーン等から送られてきた惑星の観測データとコンピュータシミュレーションで少しづつ解明されてきつつある太陽系の謎のお話。 こんなに多数の探査機が各惑星を飛び回っているとは知りませんでした。 しかしその本当の目的を考えると、、、科学的探究は表向きで、アメリカが未来も覇権を握り続けるための宇宙資源活用と軍事的優位性の確保の為ではないかと思っています。 いつの時代も、科学の発展のエンジンは軍事力による覇権争いにあり。2023/04/10
keisuke
4
面白かった。2022/08/09