内容説明
『COMIC BLADE ZEBEL』誌上にて連載された話題作がついに単行本化!遺伝子操作によるクローン売買が横行する島「イルゲネス」を舞台に、男たちの熱い戦いが始まる・・・!! 上巻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カナン
26
コミックが綺麗だったので時間軸の異なるこちらも購入したのですが、世界観が繊細な割に造語以外の語彙が乏しく、状況説明が説明として成立していないので何度も「ん?」となる。視点も登場人物ごとに頻繁に変わるのに、やはり心理描写が足りていないので、何故そう思うのか、何故そう結論付けたのかなどの理由が読み手に伝わってこない。何よりも政や戦争、オーバーテクノロジーや人権問題等が重要なテーマなのに、主人公であるレイが本っ当に頭の出来が良くなくて幼稚で、誰よりも問題をややこしく面倒臭くしてるのですごーく苦手。2024/04/17
藤月はな(灯れ松明の火)
19
漫画や原作を読んだ読友さんの絶賛の感想を拝見し、「炎の蜃気楼」や「赤の神紋」という味わったら病みつきになる毒を持つ小説を書く桑本水菜さんの小説だと知ったらすごく、読みたくなりました。毒は薄味ですがテーマは存在を勝ち取ることというミラージュ3、4部にも通じるものを描いています。「赤の神紋」2巻での劇「熱狂遺伝子」や「彼」が望まなかったからこそ、戦い続けた未来が苦しくも自分の刷り込まれた本能や限界すらも意志の力で乗り越えるフォンの孤高とジェイクに対する思いが遣る瀬無いです。2012/06/10
リリー
8
同作家さんの「人魚島」が面白かったので購入。うーん、何だか壮大な話!遺伝子操作は当たり前、神の領域を侵す"イルゲネス"という島が舞台のSFストーリーで、独裁者フォンとその親友の元軍人・ジェイクィズ、フォンを倒すためにプログラミングされた後発者(セカンド)レイの3人を中心に話が進みます。皆さんのレビューで漫画版があると知りましたが、そちらを読んでないせいかいまいち設定に入り込めない部分がありました。うーん、まぁ続けて2巻へ。2017/06/25
きゅーま
8
遺伝子操作によるクローン、人造体のブラックマーケットで潤う島国イルゲネスを舞台に、元首フォンを打倒しようする反体制派の少年レイの奮闘を描いたおはなし。挿画が黒乃奈々絵さんだったので衝動買いしてしまいました…がフォンがなんかもう予想以上に素敵過ぎて、尋常じゃない意志の強さが切なくて、呼吸が止まりそうでした。アンジェのこととか、フォンとジェイクのこととか色々気になることがたくさんなのでとりあえず下巻行きます!2011/10/02
けいこん
5
コミックよりもこちらを先に読むべきだったな。フォンを知りすぎているから、レイに感情移入できない。2016/11/20
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