内容説明
福岡市で4年間財政調整課長を務め、自治体職員に人気の「財政出張出前講座」で全国を飛び回る筆者は、「対話」を実践するなかで仕事上のさまざまな悩みを乗り越えてきた。本書は、そうした筆者の経験や考えをもとに、自治体職員が抱えるさまざまな課題を「対話」で乗り越えるノウハウ・考え方を伝授する。
人を引きつける「対話」の魅力とは何か、どうして「対話」が自治体職員の仕事を変えるのか、そして何のために仕事を変える必要があるのか―。読み進めるごとにそんなギモンも「自分事」として受け止め、「対話」をはじめてみたくなる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
1
仕事をしていく上で対話が大事だと改めて思う。著者はそれを全国に横展開していこうとしており、そのバイタリティや使命感に改めて感服する。使命感といえば、著者の勤務先の高島市長がその著書の中で使命とは命の使い方と言うことを書かれていたが、今村さんは自治体財政や対話に使命感を感じておられるのだろうか。 いずれにしても、全国の公務員が横展開できれば良いなぁと思う。1人の1000歩よりも1000人の1歩ですね!2024/03/09
Go Extreme
1
自治体職員には対話が必要: うまくいかないのは対話が足りないから オフサイトミーティング 市役所には対話が足りない 自治体職員の仕事は「対話」で変わる: ワールドカフェとの出会い すべて対話が変えてくれた 話す×聴く=認めあう 知っておきたい対話のコツ: 対話の場を支えるもの 個人商店と常連客 議論と対話と雑談と 許すのが対話の奥義 対話は手段か目的か 快楽のツボを知れ 対話の鍵を握るのは: 立場の鎧を脱ぐ 議論の前に対話をおく意味 自治体職員にもとめられる対話とは: 適切な分担と連携 自治体職員と政治2021/07/24
べんちーに
0
福岡市の現役職員で、自治体の財政運営について自治体職員や市民向けに語る出張出前講座を出講してきた著者が、自治体職員が対話で拓く未来について語った本。 印象的だったのは、自治体職員が過剰に市民と距離を置き、対話できない、対話しようとしないという事実。過剰に市民を恐れることで、「対話」どころかまともに意思疎通を図れていないと感じました。自治体職員に限らず、私達は過剰に他者を恐れるようになってしまったのかも知れません。 「対話」で世の中に存在する課題の解決に向けた糸口を掴もうと思ったときに読みたい一冊。2023/01/09
osamutkrd
0
対話=開く+許す 対立している組織間のコミュニケーションに悩んでいた私にとってとても良い本でした。 議論の前に対話、対話の前に雑談という流れは共感し、ぺこぱの漫才のスタイルも対話に通じているという記載も印象的だった。2022/06/12
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