内容説明
料理評論家の服部幸應先生は、現在、SDGs(持続可能な開発目標)を食育を通して達成することを本や講演などで紹介することに力を入れています。このシリーズは、子どもたちがSDGsの達成を考えるにあたり、誰もが毎日する「食べる」ことを導入にして、世界を、環境を、人々の現状を考えて、未来を担うための入り口となるために、なるべくやさしく解説するつくりとなっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
spatz
13
冒頭ウナギの話が。高級食材なので毎日のように食べるものではないが、年末の頂き物滅多に食べられないウナギだ、美味しい、と食べたところだった。ウナギは #IUCN (#国際自然保護連合) のレッドリストに指定されていて、日本の養殖は稚魚シラスウナギの大量捕獲につながっている。意識しないとSDGsとして目指す方向に逆らってしまうこともありうるのだ。意識の改革とは難しいもの。地道な積み重ねが必要。教育の重要性。 #NetGalleyJP 2022/01/25
joyjoy
5
SDGsを考える集まりに向けて。ふりがな付き。イラストや写真も多く、興味をもって読める。日本で生活していると一見あまり関係のなさそうな問題も、実はつながっているのだ、と気づかせてくれる。例えば、「6.安全な水とトイレを世界中に」。「…小さな活動を全人類がすることが重要」。2巻、3巻も読んでみたい。2021/10/10
読生
4
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/42650887162021/03/29