内容説明
私の名前はオティーリエ・シェフィンコ。
公爵家の一人娘にして――王太子妃から“悪役令嬢”と評されたはじかれ者。
しかし、貴族学園での二年目を迎えた頃、二人の友人が出来てしまった。
一人は王太子妃の寵愛を受ける少女ナーテ。そして、男子留学生のイフムート。
貴族社会では忌避され続ける私だが、三人で充実した学生生活を終えようとしていた。
「これより、貴様の罪の断罪を行う!!」
しかし、卒業パーティの最中、第二王子たちが私の罪を暴くと決起する。
そこには、彼らを扇動してきた王太子妃の姿も……。
「神に誓ってそのようなことはやっておりません」
これは理不尽な悪意と謂われない悪評に晒されながらも、気高く生きる令嬢の成長物語。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starly
6
主人公、オティーリエの味方でいてくれる周囲の人達を大切にし、友人との絆を育む第2弾であり完結編。 主人公を最初からずっと悪役令嬢で仕立て上げようとする輩が多々。様々な手口を使うが毎度同じ繰り返しでイラつきを通り越してもはや呆れつつある。それでも彼女は冷静であり真実を述べ続ける姿にはかなりの大人。私だったら毎回ムキになって刃向かってしまう。2022/11/24
dorimusi
3
ここまで何も起こらないまま3年経過して、そのまま普通に断罪イベントやって普通に失敗するとは……なんかあまりに何も起こらなくて2巻必要だった?1巻終わりに断罪イベントやって終わったら良くないか?って思った。 うーん。水増ししない方が印象良かった気がするなぁ。2024/05/19
rin
1
kobo2024/06/10
tomoaoso
1
名作物語を読んだ気分で面白かった。 オーリーは優しいけどお人好しじゃない所がいいね。 ぼっちとか所々今風?の言葉使いに違和感が。 この辺は直して欲しかった。 2022/07/31
みいこ
0
前巻から引き続きエンドレス嫌がらせが続き、王太子妃の言うことを盲目的に信じ続ける奴らには辟易。証拠はないけれど権力に物を言わせて断罪劇場を起こすが、それぞれが、そんなことはされていないと否定。陛下まで出て来て証明される。冤罪だと奴らに分からせることができたが、なんかすっきりせず。最後、オーティリエ達の楽しそうな姿で終わっているが、ほんと嫌がらせ期間が長過ぎてしんどかったです。すっきりざまぁ度も低め、胸キュン度も低め。強いて言えば、真面目に生きていれば誰かは見ていてくれる。が良いところかな。2024/08/08
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