内容説明
黒塗りの車にぶつかり、無理やり組に連行された葛野華が出会ったのは、麗しい美形の妖怪――鬼夜叉の漆季と、九尾の狐の狛夜。
なんとここはあやかし極道「鬼灯組」だった。
祖母の形見・翠晶が妖怪の宝物らしく、その力で彼らの本性を暴いてしまった華は、対の宝物・玉璽を捜し出さないと命はないと脅される。
さらに、華が逃げないよう「次期組長の花嫁にする」と宣言されてしまった。
最強の漆季と若頭の狛夜、対立が激化する次期候補の二人に迫られながら、キケンで刺激的な極道暮らしをすることになり……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
18
タイトルが気になって手に取ったのですが…どうも読みにくいと感じる部分が多く、読み進めるのに苦戦しました。設定としては珍しくて良かったのですが…。ただ、華の手首の痣の謎や、過去に結婚を約束した相手などがまだ分からないままなので、とりあえず続編を読もうと思います。2023/08/03
にゃうぴょん
13
面白かったです。あやかしと極道の組み合わせが意外にしっくりきます。自分に自身のなかった華ちゃんの成長がめざましく、これからの三人が気になるので続編希望です。個人的にヒーローには狛夜さん推しです。2022/08/05
Yumi
12
《図書館本》鬼灯の〇〇と内容がほぼ同じで驚きました💦妖を題材にしたものは同じようなものになってしまうんですかね??2022/09/29
水無月冬弥
8
来栖千依先生(@kurusu_chii)の #ラノベ ヒロインと恋人候補2人の話ですが、まだ本格的な恋愛&恋の鞘当てには至っていない模様。手首の痣の伏線もありますし、これから二転三転するのかな? 個人的には、漆季推しかなあ。それにしても、あやかし×極道って、ぬらりひょんの孫を思い出すなあ、何もかも懐かしい。 2022/06/11
色素薄い系
4
玉璽どうやって盗み出したのかとか謎のまま終わったんだけどどういう事だったんだ…組長に呪いかけた理由もよく分からんまま終わったし…狛夜、漆季の関係や組のみんなに華が認められていく事で自信を持っていくのは良かった。狛夜の恋心はかつての想い人からスライドされちゃったけどあれは良かったのか悪かったのか…まぁ華を華として認識し直したからそこはいいんだけどさ。両親の死と男運の悪さみたいな謎もそのうち明かされるのかな?後者は痣絡みだったりする…?2023/06/12