内容説明
かつて新聞社編集委員の残間が追いかけた、商社の違法武器輸出。過去の百舌事件との関わり合いを見せたことから露わになったこの事件は、一時的な収束を見たが、新たな展開が――。両目のまぶたの上下を縫い合わされた状態で、元民政党の議員、茂田井滋が殺された。この男は何を知っていたのか? 探偵となった元警視庁の大杉、彼の娘で現役警官のめぐみ、公共安全局にいる倉木美希はそれぞれ独自に捜査を始める。捜査が進むにしたがって、次々に百舌の凶弾に倒れる関係者。大杉たちは真の黒幕に辿り着くことができるのか? 36年にわたり書き継がれた伝説のシリーズが堂々の完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅら
199
百舌事件はは犯人が死んでも別の人が意志を継いで新しい犯人になりずっと続いてる。百舌は百舌なりに意思があって政治家や警察官僚の陰謀を制裁していってるのに今回はちょっと違う。あまり関係の無い人まで殺したり関係がありそうな人を殺さなかったり。個人的な恨み?真相は下巻を読んでわかるかな?女2人は関係もやることも謎すぎるな。「「そのとおりね。世の中には、一方的な善もなければ、一方的な悪もない。全てが表裏一体になっているのよ」「そうだな。おれたちは、それをそのときどきの都合に合わせて、表裏をうまく使い分けるわけだ」」2024/10/02
鍵ちゃん
51
新聞記者の残間の違法武器輸出。過去の百舌事件との関わりから露わになったこの問題は、一時的な収束を見た。しかしそこへ新たな展開が。元民政党の議員、茂田井滋が両目の瞼の上下を縫い合わされた状態で殺されたのだ。現役を退いた彼の殺害理由は何か。探偵となった元警視庁の大杉、彼の娘で現役警官のめぐみ、公共安全局にいる倉木美希はそれぞれ独自に捜査を始める。政治絡みから警察と話がややこしくなってきた。そんな中、百舌とされる女二人もややこしい。後半はどう締めくくるか楽しみだ。2022/12/29
しげき
36
目が離せない展開。百舌は一体誰なんだ?下巻へ続く。2022/07/13
Junichi Yamaguchi
35
『抜け殻』… お久しぶりなシリーズ。 完結編。 クライマックスに向けて盛り上がる上巻。 さぁ、最後はどうなる⁈ このまま下巻へ。。2022/04/19
金吾
32
今一犯人の狙いがわからないままに話が進んでいきます。最後の解明を楽しみにしながら読みました。2024/07/08
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