講談社文庫<br> 謀聖 尼子経久伝 風雲の章

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講談社文庫
謀聖 尼子経久伝 風雲の章

  • 著者名:武内涼【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 講談社(2022/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784065280102

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内容説明

月山富田城を奪取した経久は、いよいよ出雲統一の戦いに乗り出した。そこで繰り広げられたのは戦史に残る激闘の数々。こうして、類まれなる計略家・尼子経久の名は、山陰のみならず日本中に響き渡ることとなった!

戦国初期に活躍した山陰の雄、尼子経久。「謀聖」と言われるほど計略に優れた人物でありながら、「天性無欲正直の人」と評された得体のしれない個性。そして、東の北条早雲とともに、下剋上大名の代名詞的存在である経久が、旧秩序の破壊を志した本当の狙いとは?

「妖草師」シリーズの武内涼が描く、大河歴史小説シリーズ、躍動の第二巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

如水

28
2巻は月山富田城を奪取した直後から。さてどう領土を広げて行くか…と言う話かと思ったら違った💧出雲最大国衆、三沢家と隣接している尼子家。どう攻略して行くか?が本巻の中心です。この通りなら正しく謀『聖』。イメージ的にもっとドロドロとした戦いが…と思っていたのですが、一言で言うなれば『冷たい戦争』ですかね…そして最終局面で有る三沢七手組(三沢家の旗頭)との合戦。全ての準備を終えた経久は…『戦は戦の前に終わらすのだよ by信玄』並みの策略を見せます。アクマでも爽やか、清々しい、そんな経久が見られます👍2023/06/12

金吾

26
いきなりこの巻を読んでしまったので最初はとっつきにくく思う部分もありましたが、読んでいるうちに面白くなりました。やはり世情を知る指揮官はいいと思わされる本です。2024/10/04

スー

18
7月山富田城の奪還し兄弟揃って結婚し出雲国最大のライバル三沢家を吸収するまでです。驚いたのが吉川国経の妹が尼子経久の妻で国経の娘が毛利元就の妻なんですね、二人とも鬼吉川の女性を妻にし皆で力を合わせようという政治を目指していたのは考え深く感じました。今回も一気読みでダレる事なく読めました。知謀に長けた三沢家を打倒する為に三国志の苦肉の策を仕掛けて主力を倒した後に心を奪い心服させ味方にするのは痛快だったけどこれが経久亡き後に尼子が衰退する原因になるのではと思うと何とも言えない心境になります。次も楽しみです。2024/02/07

Book Lover Mr.Garakuta

18
(図書館本)(速読):数々に権謀術数を繰り出して、時代を生き残ろうとする主人公の姿を見て、凄いなと思う。幻聴さんは、この手の本はシュンサツ(1分以内)しなさいと妙な声が聞こえてた。2022/06/14

モーモー

17
尼子を大きくした尼子経久の物語。同時代の北条早雲の話は知っていたが、尼子の話は始めて。 ドン底から這い上がる経久の知力は凄いです。 引き続き、3巻も読みたいですね2022/11/07

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