内容説明
【『安達としまむら』著者がおくるガールズストーリー、第2幕】
水池さん。突然部屋に転がり込んできて、無口だけどやたら顔だけはよくて……そして、恐らくは私の初恋相手になった人。
彼女はお金で買われていた。
目の前で怪しい和服の女とキスをしていた。
思考する間もなく、チキと名乗るその女は告げてくる。
「じゃあ三人でホテル行く? 女子会しましょう」
私が?
水池さんと、彼女と付き合っている女と?
…………地獄か?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
29
最終3巻とまとめて感想を書きます。2025/08/25
半熟タマゴ
15
初恋相手の同居人と知らない女の人がキスしてる所を目の前で見てしまった高空。その後何故か3人で女子会をすることになり、3人を取り巻く関係が徐々に変わっていく。チキさんの本領発揮に圧倒され、最後に止めを刺されました…。いや、これはもう本当に衝撃が凄い。思わず1巻からまた読み返したくなるくらい。予定通り次巻完結ということで、どう物語を締めくくるのか今から気になって仕方がないです。2022/05/10
Reticle
14
前巻あとがきで語られた時はピンと来なかったが,本巻まで読むと確かにラブコメだった。ただし無邪気にニヤニヤ笑えるからでなく,登場人物が皆余りにどうしようもなく笑っちゃうしかないとの意味で。「地獄女子会」で初恋相手と恋敵の仲良しぶりを散々見せつけられながらも結局は恋敵に流されていく高空,寝ても覚めても恋人のことしか頭にないのに恋人も自分を好きな同居人すらも疑う海,女子高生と見ると≪文字通り≫誰彼構わず手を出すシホ。最後に3人それぞれ納得,唐突,必然の展開が訪れるが,物語を覆う息苦しい閉塞感は変わるのか。2022/06/26
おこげ
14
歪なまま回り出した三人での関係は予測不能なカタチを描いていく。想い人は知らない顔ばかりみせるし、タラシさ余って憎さ百倍なチキさんに主導権を握られっぱなし星高空!いくら好意ぶつけても友達から先に進めないもどかしさが胸の扉をノックする…女と女の修羅場は美しくたって柔らかくたって紛れもない"地"の池地獄なのだな。本名など些細な問題とさえ思えるチキさんと海のヒミツに昂る感情が爆発してしまったわ💖あの熟年ふうふ方との粋なクロスオーバーに乱舞しながら、3巻目も関係性を好む読者の心を撃ち抜いてくれることを確信。2022/05/13
椎名
12
あまりの地獄っぷりに手を叩いて笑ってしまった。めでたく恋人となった二人と片思いする同居人、その三人で何故か始まる女子会を経て、今度はそっちの二人の関係が形成されるのか。海に“500万円”の指輪を贈ることで自尊心を高めたり、好感度マイナスのタカソラを手練手管で落としていく様子は全て作りものだったとしてもあまりにスマートで、見事という他ない。そしてここまで全てをかき回し、籠絡しきった後でのこの真実は……。どう収拾をつけるのか楽しみすぎる。2022/05/13