内容説明
ナルヤ王国軍を退けたエルヒンは軍と民を連れて、元ブリジト王国首都ベルタクイン領へと拠点を移していた。ついに独立への第一歩を踏み出した彼が次に見据えるのはブリジトの眼前に広がる広大な海。海軍と海洋交易路を築こうと考えたエルヒンだったが、海軍戦力では隣国ルアランズ王国と圧倒的な差があった。さらにゲームの歴史通りならば、ルアランズは急進派によるクーデターによって軍国化が進んでしまう。クーデターを阻止するため、エルヒンは単身ルアランズに乗り込むのだが――!? WEBで話題の本格派戦略ファンタジー、第4弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
76
祖国が滅んでから建国までの準備を進めた4巻。ただの善人ではなく目的の為の犠牲は仕方ないと割り切る主人公には好感が持てる。終盤の流れで打ち切りエンドになるのかヒヤッとしたが、次巻もある様なので一安心。国王となった主人公が如何に周辺諸国を切り取るのか楽しみ。只、毎度の事だが地図と人物紹介は冒頭に入れてほしい。2022/05/18
真白優樹
8
新たな領地で人心掌握に励む中、隣国の海洋国家の大艦隊を頂くべく動く今巻。―――民心を掴み動かし誘導し、初めて世界は幕を開ける。 外の不安を解消する為海洋国家の中を奔走し、前巻の後始末に奔走す。更に様々な策を巡らせ己の足で駆け回り、ようやく王へと上り詰める今巻。ここからが第二部と言わんばかりに面白さ高まる巻である。建国は為った、既に縛るものはなし。本当の意味で自由を得て準備が整う中、向かう先に待つのは国同士の争い。果たして戦局が変わる中、未知の世界の戦乱はどう進むのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/05/03
ましろ
5
ついに独立への第一歩を踏み出したエルヒンは、建国の準備を万全とするために、周辺国の脅威を取り除こうと暗躍を開始します。 なんと自身を使者と偽り、単身で海軍戦力を誇る隣国へと乗り込んだその行動力には驚かされました。 さらにクーデターに乗じて隣国を混乱に陥れ、まんまと海軍戦力をかすめ取った鮮やかで予想だにしない手腕には脱帽の一言です。 そして、今まで王の下についていたエルヒンがついに王国を滅ぼし、自身が王となって国の建国を宣言する激アツな展開は最高に盛り上がりましたね。2022/06/04
よし
3
ナルヤ王国軍を退けてからルアランズのクーデター始まり怒涛の展開が進みます、話がダレる事も無く面白いです。次巻も楽しみにしてます2022/08/06
クロノ@アル中
3
ゲーム開始2022/07/11
