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内容説明
胸が熱くなる！ドラマチック後宮ロマン
草原の国から和平のため、大国・煌燿国の後宮に嫁いだサラーナ。
そこには麗しき皇帝と、美しく敵意むき出しの后たちがいた。
渦巻く陰謀と策略、そして秘密。
過酷な運命を持ち前の勝ち気さと機転で切り抜けていくサラーナは次第に
皇帝・朱麗との絆を深めるが、2人を狙う者が・・・！？
実力派作家が描く、
ドラマチック中華スペクタクルロマン！
＜収録作＞
天翔ける狼
白玉牡丹
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
16
草原の国から後宮に嫁いだサラーナ。狼のアルトを通して皇帝と親しくなっていき…。違う者同士のサラーナと陛下。江平洋巳さんの絵がきれい。１巻でいったん片が付いたけど続くのか、続きも読んでみたい。2022/05/21
チューリップ
4
最初の読み切りが載った時に好きな感じの話だなと思っていたけどまとめて読んでもやっぱり良かった。後宮もので、異民族のサラーナがやってくるんだけど、相手の皇帝も最初は疎まれていたという事情があるから2人が親しくなっていくのに納得出来た。狼のアルトも可愛かった。後半の影蛍の話もこの1作で綺麗にまとまっていて良かった。最初の話だとちょっと怖いイメージあったけど印象変わったし皇帝に対して献身的だったの分かるなと思った。2022/05/25
ぴえり
1
草原の国から後宮に嫁いだ天河族の長の娘サラーナと、生まれつき足首が曲がってたため凶兆だと言われ疎まれて育った朱麗皇帝が、異質なものを排除するこの国の空気を変えようと協力する話。最後は、皇帝と国民を救うためサラーラが命をかけ、そのサラーラを皇帝の忠臣・影蛍が、自分の命と引き換えに生き返らせる。番外編はその影蛍の話。貧しさから娼館に売られた天河族の子・蘭児が、僧房で幼い皇帝に救われ、影蛍という名を与えられ、宦官となって彼が即位するのを待つ。とっても面白かったです。続きがぜひ読みたいです。2022/05/21
