子どもが壊れる家

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子どもが壊れる家

  • 著者名:草薙厚子【著】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • ソニー・ミュージックアーティスツ(2022/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166604708

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内容説明

少年犯罪加害児童の生育歴に、法務省東京少年鑑別所・元法務教官の著者が迫る。共通点は親の過干渉と、予想を上回るゲームの悪影響。子育て不安の時代に、指針となる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿呆った(旧・ことうら)

25
多くの人の記憶に刻まれていると思われる、ニュースで大きく報道された少年犯罪の家庭の背景を考察したもの。◆少年犯罪は『貧困によるもの→社会への反抗→遊び型→「幻想型非行」』へ変化 ◆幻想型非行を行う子どもの家庭背景や本人の特徴『1.母乳を与えられた期間の短さ 2.母による厳しいしつけ、過干渉と父親の存在感のなさ 3.過干渉により「もう1人の自分の形成」され次第に攻撃性を強めていく 4.テレビやインターネット、ホラーの幻想世界にのめり込む5.解離性障害 現実と空想の境界線が曖昧』2017/01/18

8
子供を持つ親の立場としては気になるタイトル。う〜〜ん、これが本当なら 今の小学生ってけっこうヤバいよね。ゲームしない子のほうが圧倒的に少ないと思うし、5歳児にしてDS持ってる息子って…(T_T)親子の時間を今以上に大切にしようって思う。2011/02/15

たこやき

6
とにかく、無茶苦茶。「ゲーム脳」説を信奉してみたり、統計的な嘘を真実のように書いてみたり…etc、etc…。ゲームの脳に与える影響について、川島隆太「癒し効果が期待出来る」、森昭雄「そんなものない」→ゲームは悪影響、とする辺り、都合の良い部分だけをかき集めているとよく分かる。

Naota_t

4
#2198/★3.5/子供をもつ親には特におすすめ。内容全てを鵜呑みにしないものの、大変参考になる。本書では、酒鬼薔薇聖斗事件、佐世保北中学女児殺害事件など、加害児童の生い立ち、親の言動から紐解く。畢竟、1)親の理想を子供に押し付けすぎない、2)メディア等との付き合い方を放任せずに見守り、指導することが重要と思った。犯罪の背景に「ゲーム脳」があることを帰納的に導くのは、やや一方的と感じた。しかし、受動的になるテレビ・ゲームなどを常に見せて、親がほったらかしにするのは問題があることは、理由も含めて強く納得。2024/12/24

パピコ

4
少年Aをはじめとする、10代の殺人を犯した子供達の、生い立ちや家族構成・家庭環境を分析。なぜ犯罪を起こす子になったのかを、わかりやすく説明してある。犯罪者達の家庭には共通点があり、とても興味深い。 親の影響力は絶対だ。2016/10/26

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