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内容説明
クリスマスイブの夜、雑木林の中でねむりこんだわたしは、クレヨン王国へ。
プレゼントの用意がなかったわたしは、ハリギリの木に、「鉄橋くんとトンネルちゃん」を、
ヒメシャラには、「にじのおべんとう」を、子ダヌキには、「七福ダヌキ」を。
林の生きものたちをテーマに即興の童話10編をプレゼントしたのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモン
31
クリスマスにちなんだ物語ではなく、作者が森の木々や子ダヌキなどのリクエストに応え、クリスマスプレゼントとしてお話を贈る。クリスマスっぽさはあまりないが、ほっこりする話やクスッと笑えるような話が詰まった1冊。『おサルのくしゃみばやし』『七福ダヌキ』『まほう使いのおとしもの』がお気に入り。童話は大人になってから読んでも面白いけれど、子どもの頃は動物がしゃべろうが、石がしゃべろうがそのまま受け入れて空想の世界へ飛んでいけていたことを思い出した。小さいうちに読みたかったなぁ。2021/12/21
かのこ
30
クレヨン王国シリーズ短編集。スランプ中の童話作家が、クリスマスイブの夜、クレヨン王国へ迷い込む。プレゼント代わりに語られた10編の童話。設定上、他作品よりも少し対象年齢低めな感じ。ハリギリの木に、ヒメシャラの大木に、子ダヌキに…プレゼントされたお話はどれもかわいらしく微笑ましいものばかり。かいだんくんとエレベーター、エスカレーターのバトルものとか、作者の発想力、想像力に驚かされる。個人的には「おサルのくしゃみばなし」も大好き。ラストの「まほうつかいの落とし物」は王様へのプレゼントにぴったりのとっておき。2017/08/02
翔(かける)
9
福永先生が主人公の、異色の短編集。次のお話が全然思いつかない先生が、同級生の紹介で知ったとある森に入り、いろんな木々、生き物、クレヨンたちのために、クリスマスのプレゼントとして短いお話を作っては贈っていく。先生の頭の中にある童話工場の描写がとても素敵だった。2023/08/16
こうちゃん
6
クリスマスが近いことだしと読んだけど、クリスマスにちなんだお話しはありません。でも、心が温まる話や、自然を大切にしたいと思う話がいくつかあります。2014/12/15
みわこ
1
クリスマスイブの夜、雑木林の中でねむりこんだわたしは、クレヨン王国へ。プレゼントの用意がなかったわたしは、ハリギリの木に、「鉄橋くんとトンネルちゃん」を、ヒメシャラには、「にじのおべんとう」を、子ダヌキには、「七福ダヌキ」を……、林の生き物たちをテーマに即興の童話10編をプレゼントしたのです。 2018/03/13