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内容説明
リモートワークの導入で、マネジャーが行うマネジメント業務は、さらに難しいものになっています。 元々すべきことが増え、使える時間は減り、慣れたやり方からの脱却が求められる中、リモートへの移行により、マネジャーへの期待と負荷はさらに高まっているのです。 そこで本書は、マネジャーが行う社内のマネジメント、主としてメンバーマネジメントに焦点を当てています。本書のメッセージは、「リモートワークがもたらしたメンバーの変化を知ることで、リモートマネジメントのポイントを知ることができる」「リモートのマネジメントを実践することで、対面でのマネジメントも進化できる」ということです。そんな、現実的で具体的なマネジメントの未来を本書では解説していきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TomohikoYoshida
12
リモートワークにおけるマネジメントについての本だが、マネージャより上のレイヤの人向けのように感じる。というのも、表面的な話が多く、現場で使うには深堀が足りないように感じたからだ。今度、リモートワークの仕事に就いたときには、さらっと復習しておこうと思う。2022/04/25
Salsaru
5
リモートワークを謳っているが、今の多様な働き方の中でのマネジメントについて書かれており、コロナ以前にマネジメントをしなかったため、過去例も参考になるものがなく、助かった。ケーススタディが充実しており、後半のマネジメントとは的な件もよく、値段以上の価値がある。おすすめ。2023/05/07
kumokumot
5
リモート環境では「偶然やついで」に頼ったマネジメントが通用しない。ただ全般、昔ながらの権力パワーのあるマネージャーにおける話（権力がある前提の話）が多かった印象。2021/11/11
ひろ
4
テレワーク環境下で何か参考になるものが有ればと思い一読。リモートと対面のマネジメントは、つまるところ同じだが、対面で普通に行われていた偶然、ついでマネジメントができず、難度が上がるので、メンバーの自律を支援するよう(個として立つ)、意識的に関わり方を変え(心の距離が近い)、時間のかけどころも変えましょうという話。マネージャーの負荷が小さくなるよう、メンバーの自由を享受するための責任についてもしっかり書かれている。特に周囲を安心させる責任をメンバーにどう意識して貰えるか(ルール化など)。2022/01/25
yuno
4
部下が顔が見える範囲にいる管理職向けの本。リモートマネジメントという言葉がタイトルにあるが、普段は大事だけどなぁなぁで済ませることができていたことが、リモートでは意思疎通をしづらくなるとうまくいかなくなるから、きっちりやりましょうね、という感じの内容で、あまり新しさはなかった。よく言えば、その分変なことは書いていないと思う。在宅時の通信費を出さない組織で金銭的負担をどう考えるか、セキュリティがちがちのシステムでどうコミュニケーションをとるか、みたいな中間管理職には如何ともしがたい悩みにも答えて欲しかった。2021/03/06
