子ども・社会を考えるシリーズ すべての赤ちゃんに絵本を ウェンディ・クーリング

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子ども・社会を考えるシリーズ すべての赤ちゃんに絵本を ウェンディ・クーリング

  • ISBN:9784902077094

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内容説明

1992年にイギリスで始まり世界に広がる「ブックスタート」。赤ちゃんと保護者に、絵本をひらく「体験」と「絵本」を贈るこの活動を発案したのが、ウェンディ・クーリングさんです。
2016年7月、NPOブックスタートでは初めてクーリングさんを日本にお招きし、講演会を開催しました。 本書はその講演と、続いて行われた佐々木宏子さん(鳴門教育大学名誉教授)との対談をまとめたものです。ブックスタートの始まりの話や、読書において子どもの個性を尊重する大切さ、赤ちゃんと絵本をひらく意味などについて、豊富な経験を交えてお話くださいました。

※本作品は、2019年1月にNPOブックスタートより刊行された単行本を電子書籍化したものです。

目次

ウェンディ・クーリングさんをお招きして
日本のブックスタートへの思い

■第1部 ウェンディ・クーリング 講演「すべての赤ちゃんに絵本を 英国のブックスタートが世界に広がるまで」
はじめに
本を読むということ
赤ちゃんの絵本
読書への自由なアプローチ
子どもの個性
ブックスタートの始まりのはなし
子どもの多様性に応える絵本
おわりに

■第2部 ウェンディ・クーリング×佐々木宏子 対談「赤ちゃんと絵本」
言葉が生まれる前の赤ちゃんとの絵本
赤ちゃんと絵本を読むことの面白さ
赤ちゃんの世界を描いた絵本
赤ちゃんと読み手の双方が楽しむシェアブックス
リズミカルな言葉とページ展開
なぜ私たちは赤ちゃんと絵本を読むのか
絵本とテレビの「時間」と「空間」
電子機器の台頭と紙の本
測ることのできない力
解釈がひらかれているということ
会場からの質問

付録 ブックスタートの大切な5つのポイント