内容説明
次々と報道される殺人事件の被害者は、同じ名前の人物ばかり。
恐怖におびえる全国の「山本和義」は、SNSを通じて繋がっていく。
犯人の真の目的とは――。(「本当の自分」殺人事件)
表題作ほか、「のぞみの結末」「時間にまつわる物語」「雲を描く男」
「不運な殺人者」「未来から来た男」6編の短編ミステリー小説集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うまる
39
日本短編界に新星現る!奇妙な味の短編6話収録。玉突きのように人物相関が展開する前半2作、アラアラというオチがつく後4作、どれも好みでした。巻末の著者紹介で挙げている作家は、未読のサキ以外好きな作家ばかりなので、書きたい・読みたい方向性が近いのだと思う。時間を落としまくる現代人や、来世の為に今生を総点検する宗教など、着想もセンスあると思います。今後の活動も期待しています。2022/05/23
ニカ
15
世にも奇妙な物語みたいで、不思議な話しだけど、何処か現実的で面白かった。特に「雲を描く男」はオチがブラックだが、1番好き。2021/12/23
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