今すぐ転職を考えていない人のための キャリア戦略

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今すぐ転職を考えていない人のための キャリア戦略

  • ISBN:9784799328422

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内容説明

一番現場に近い先生による、これからの働き方の教科書

「キャリアナレッジ」が、あなたらしい未来を切り拓く!


本書は、今の仕事や生活にモヤモヤを抱えているあなたに贈る「これからの働き方の教科書」です。

◎今の組織で今後も働き続けていく、または働き続けていかなければならない事情を抱えている人に向けて、これからのキャリア形成に活用していただくための内容になっています。転職や独立後に不安を抱えている方にもオススメです。

・「このまま、今の職場で働いていてもいいのかな?」というモヤモヤを抱えているが、今すぐ転職を考えているわけではなく、働き続けている。

・会社のことや同僚のことは好きだが、給料が見合っていない、やりたいことができないなど、何らかの思いや事情で転職を考えている。

・転職を考えているが、一方でその自分に疑問を持っている、不安がある。

・転職や独立をしたものの、不安がぬぐいきれない、後悔している。



◎本書では、キャリア論の知見と私自身の経験、企業登壇やビジネスパーソンへのヒアリング等で得たリアルな悩みをもとに、キャリアの悩みを和らげ、これからのキャリアをあなたらしく築いていくための方法をお伝えします。

それが「キャリアナレッジ」。

キャリアの悩みを一つひとつ解決していくために、具体的に取り組むことのできる思考法です。

日々実践を続けることで、働き方、生き方が変わっていくことでしょう。



◎キャリアナレッジの考え方を通して伝えたいメッセージは、大きく3つです。


キャリアは日々考えるもの

キャリアとは、転機のときだけに考えるものではなく、日々つくりあげていくもの。

自分らしく生きるために、日頃からもっと身近にキャリアについて考える。

主体的に生き、稼ぐことから逃げない

何を大事にしたいかを考え、正しく悩み、そして、まず行動・実践してみる。

主体的に、自分らしい人生を選ぶことを諦めない。

組織を大切にする
これからは、個人も組織も活かせる人が未来をつくる。

個人と組織を、対立させるのではなく、共に活かしあうパートナーと考える。田中研之輔(たなか・けんのすけ)



法政大学キャリアデザイン学部教授

一般社団法人 プロティアン・キャリア協会 代表理事

明光キャリアアカデミー学長

UC.Berkeley元客員研究員、University of Melbourne元客員研究員、日本学術振興会特別研究。一橋大学大学院社学研究科博士課程修了。博士(社会学)。専門はキャリア論、組織論。

社外取締役・社外願問を30社歴任。個人投資家。ソフトバンクアカデミア外部一期生。専門社会調査士。プログラム開発・新規事業開発を得意とする。

著書は26冊。『辞める研修 辞めない研修』(ハーベスト社)、『先生は教えてくれない就活のトリセツ』(筑摩書房)、『ルポ不法移民』(岩波書店)、『井家の経営』『走らないトヨタ』(以上、法律文化社)、『都市に刻む軌跡』(新曜社)など。またキャリア・シリーズとして、『プロティアン』(日経BP)、『ビジトレ』(金子書房)、『プロティアン教育』(株式会社キャリアナレッジ)、『新しいキャリアの見つけ方』(アスコム)がある。訳書に『ボディ&ソウル』(新理社)、『ストリートのコード』(ハーベスト社)など。

その他、日経ビジネス、日経STYLEなどメディア多数連載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

44
今後の世の中をどう捉えるか、重要です。今すぐ仕事をかわりたい、でなくとも、我々は考えなければならない。以下メモ。働く、稼ぐ、生きるのバランスがうまく取れないと悩む。キャリアで重要なのは、結果でなく過程。昭和は組織の時代、平成は個人の時代、令和は組織と個人の関係性をマネジメントする。組織から独立するのでなく、関係を深める。今どうなっているのか、これからどうなるのか、自分なりの仮説を持つために、学びをアップデートし続ける。2023/03/13

朝露 

6
事業戦略は日々考えているのに、キャリア戦略については考えていないと言われてハッとした。キャリアについても戦略を立て、偶然を待つのではなく自分で掴むのだと意識を持ち、前向きに考え取り組むことを習慣化し、組織にも貢献していくことが大事だと筆者は説く。「本当に大事なのは、実際に行動すること」。過去を悔いるのは今日でやめにして、自分の強みを自分で知り、伸ばしたい強みに対して貪欲に・主体的に・具体的に取り組んでいきたい。2022/09/29

ふなこ

6
AmazonKindleUnlimitedにて。ひねくれているのでこういう本は「あーはいはい、意識高い人はすごいね」と思うことが多いのだけど、この本は地に足が着いた説明というか具体的で私にとってはわかりやすかった。稼ぐという意識を持つためにメルカリで資産を売ってみる、自分で社会に売れるキャリアがあるかBASEなどで何かを販売して考えてみる、というのはおもしろかった。読書メーターで本の感想を書くのはとても好きなのだけれど、こういうのが何か仕事になったりしないのかな、調べてみようと思えた。2022/09/14

Shohei Ito

6
日々の中で自分のキャリアを考えていくためのメソッドが書かれた一冊。 本書の「キャリアは転職のときだけ考えるものではない」というメッセージが印象的です。私たちが普段キャリアを考えるタイミングというのは、転職を考えたときや今の仕事が嫌になったときではないでしょうか。その一時期の状況だけを切り取って考えるのではなく、これまでの蓄積やこれからの展望を踏まえて設計するのが大事とのこと。何かあったときに軽やかに動けるよう、日々の中に自分のキャリアを考えるワークを組み込む必要があると感じました。2022/08/15

birdie-chance

5
氷河期世代の一員のせいか、転職に対して躊躇を覚えてしまう一方で、ミレニアル世代、Z世代が転職などでキャリア形成していく(ような)様子を見て、さらに自分の残りのビジネスキャリアを考えると不安になってきた…ところで出会った本。タイトルはジャストミート、内容もクリーンヒット。「組織との関係性」を重視しながらキャリア自律を目指していく考え方に目を開かれた思い。自分のキャリアを考え、かつ企業内コーチとして周囲のキャリアを支援したいので、もっとキャリア論の知識を深めていきたいと思った。キャリコンにも少し興味。2022/11/16

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