ひゃくえむ。新装版 下

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ひゃくえむ。新装版 下

  • 著者名:魚豊【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2022/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065274316

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内容説明

100mだけ誰よりも速ければ、どんな問題も解決する── ◇『チ。-地球の運動について-』の魚豊、“全力疾走”の連載デビュー作!! 「100m走」に魅せられた人間たちの、狂気と情熱の青春譚!!

自らの才能の劣化を感じ、陸上から遠ざかっていたトガシ。しかし高校で目の当たりにした理不尽を前に、再び走ることを決意する。”元全国1位”の仁神も陸上部に復帰し、迎えた部活動対抗リレー。アメフト部との戦いの行方は──!? そしてトガシは、インターハイで小宮との再会を果たす。しかし小宮はかつての面影を失い、あまりに”速くなりすぎ”ていた──。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムッネニーク

66
22冊目『ひゃくえむ。新装版 下』(魚豊 著、2022年3月、講談社) 狂気と情熱の100m走物語、ここに完結。 相変わらず鈍重な印象を受けるストーリーテリングではあるが、一つ一つの言葉が生み出す熱量と重量が凄まじい。 著者の連載デビュー作なだけあって、若さと気概と覚悟が物語から伝わってきた。 マガジン新人漫画賞入選作品『佳作』も同時収録。時間に余裕があったためか、こちらの作品の方が線が綺麗。 16000字を超える、著者のロングインタビューも掲載されている。 「走るのが、 好きだー。」 2022/04/03

Y2K☮

25
結局は己のため。でも自分以外の誰かがいるから走れるのも本当。真理は矛盾を含むが故に誰もが到達できるわけではない真理たり得る。真剣勝負をしている者は戦いを「楽しい」なんて安易に口にしない(終わった後なら言えるだろうが純度は多分落ちている)。刹那の感慨を噛み締めるのみ。だからこそ切り取られた一瞬が永遠になる。好きだからやりたいし勝ちたい。人生を引っくり返したい人は読んだ方がいい。読まなくてもいいけど読んだ方がいい。全身をゾクゾクさせ、ガチな意欲喚起を促す入魂作は量産されにくい。出会えた「今」に心から感謝する。2022/05/13

nbhd

16
読みごたえバツグンで、めちゃくちゃおもしろかった。だって、「全力疾走る」と書いて「はしってる」と読むんだもん。アツい!陸上マンガっていうか、もう人生マンガだなぁ。調子のいいときに読めば元気になるけど、悪いときに読んだら、ちょっと死にたくなるかもしれないくらいの劇薬マンガだった。2022/06/09

かながわ

5
ガチガチ下巻。通例として行く先は哲学になるの致し方なし。演出(切り取り方と台詞回し)の妙と思う。2022/09/24

ねむたろ@積読強化月間!!

4
読んだ!!!勝者を読者に委ねるエンディングなの、よかったな…たった10秒に人生をかける人間たち…アツい…魚豊先生の描くミステリアスなキャラすきなんだよな~。自論が確立されてるところというか…。ところで肉離れ、経験した事あるんだけど、繊維の切れる時の音が本当にすごくてですね…えっ?てなってるうちに冷や汗がとまらなくなり…歩けなくなるので…脚に違和感がある時は本当に気を付けてください…!のやつで、肉離れの思い出が呼び起こされし下巻…という感じでもあった…それでも一歩を踏み込むトガシの生き様、良かったな…2022/04/10

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