新版 雪に生きる

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新版 雪に生きる

  • 著者名:猪谷六合雄
  • 価格 ¥3,410(本体¥3,100)
  • カノア(2022/03発売)
  • ポイント 31pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784910029009

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内容説明

圧倒的な感動と共感を呼ぶ、昭和18年の名著を新装復刊しました!
著者の猪谷六合雄(いがや・くにお)は1890年、赤城山・猪谷旅館の長男として生まれました。生来の手先の器用さに加えて、何でもやってみる、何でも作ってみるという好奇心と情熱のかたまりのような人物で、10代のころからスケート、水彩画、油絵をはじめて、小さな組み立て小屋や飛行機の模型を作り、丸木舟を彫りました。
23歳の冬、粉雪の上に見慣れない二本のシュプールを見つけたことがスキーとの出合いでした。板と金具を自分で作って、毎日毎日粉雪の山へ出かける。そうやって、独学でスキーの技術を習得していきました。薪の上を偶然飛んだことがきっかけで、スキージャンプにも夢中になります。雪を求めて国後島、赤城山、さらに乗鞍へと移り住み、その先々でジャンプ台やゲレンデを建設し、世界に通用する練習法と指導法を確立しました。現地の人々と交流し、創意と工夫のつまった小屋を建て、薪ストーブなどの生活用具を作り、毛糸編み靴下まで開発するのでした。
そんな著者の半生を綴った、圧倒的な感動と共感を呼ぶ稀有な生活記録が本書です。さまざまなできごとが、丁寧な描写とみずみずしい筆致で描かれています。本人が撮影した当時の貴重な写真と小屋の平面図39点を収録し、読む者の心をとらえて離さない独自の世界観を再現しました。
昭和18年(1943年)に初版本が刊行された本書は、これまで新潮文庫(1955年)や岩波少年文庫(1980年)など、じつに7社が文庫化や復刊を繰り返してきた名著です。この『新版 雪に生きる』は、『定本 雪に生きる』(1971年)を再編集し新装復刊した新版です。

目次

第一篇 赤城山時代
一 スキー揺籃時代
二 スキー行脚
三 スキージャンプ入門
四 スキージャンプ練習時代
五 二つのジャンプ大会
六 赤城山を出る
七 北海道へ渡る
八 阿寒附近
九 摩周湖

第二篇 千島時代
一 千島へ渡る
二 古丹消へ移住する
三 畑を作る
四 島の魚
五 鼠の話
六 二年目の冬
七 靴下の表
八 島の思い出
九 老漁夫の死
十 小屋の火事
十一 滝の下の小屋
十二 膝関節の半脱臼
十三 千島を去る

第三篇 再び赤城山時代
一 再び赤城山へ
二 湖に親しむ
三 万座、白馬
四 山歩きとゾロ
五 闇夜の山下り
六 雷
七 ヒマラヤ入りの計画
八 最後の冬
九 千春入学
十 湖で溺れた人

第四篇 乗鞍時代
一 番所へ移る
二 野麦へ
三 小屋を作る
四 第二の冬
五 乗鞍とスキー
六 ゲレンデの藪払い
七 石割り
八 大町の大会
九 乗鞍のスキー春夏秋冬
十 新コース
十一 頂上のゲレンデ化
十二 盗人君を泊める
十三 日光の大会
十四 最後のシーズン?
十五 子どものしつけ
十六 私と鏡

第五篇 山小屋その他
一 私の山小屋について
二 小屋二つ
三 薪切り台
四 着物の順序
五 靴下の表の説明

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱせり

5
スキー界の先駆者、猪谷六合雄。常に発見したり考え出したり、実現に向けて努力する人だった。世間からどう思われるかということよりも自分にとって意味あることに、思う存分夢中になった。その結果が後に名前とともに残るなんて考えてもみなかったんだろうけれど。遊んで遊んで遊び倒した人生、と(敬意をこめて)言いたいと思う。2021/12/03

YukoNexus6

0
これは寒いうちに読まなければ!と冬に読み始めたものの、しばしば積読になって、気づけば6月。でも、雪やスキーの話だけでなく、さまざまな季節の暮らしが綴られているので、いつ読んでも楽しめるし、スキーはからきしの私にも十分面白かった。特に後半の小屋づくりの工夫のくだりや、泥棒にあって嫌な気持ちになるところなど、共感しきり。語り口がやさしくて、読んでいて気分が軽くなる本でした。2023/06/03

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