内容説明
本書第一論文「現代歴史家への疑問」(1956)を契機に、昭和史論争が巻き起こった。岩波新書『昭和史』には、人間が描かれていない、歴史叙述が稚拙である…批判・反批判の応酬において、天皇制、中国問題、共産主義、近代化等々の問題点の所在が明らかになる。日本人にとっての戦後を考えるための基本文献。
(※本書は2005/5/17に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
905
3
十何年か前に愛読していた著者だが、これはグッとくるものがもう一息足りない。昭和30年代に昭和史を評論している時代性ゆえか、自分の物の見方が多少変わったのか、その両方か。それでも、ところどころに煌めく言葉は見つけ出し得るし、未読の物があるなら今後も探して読んでいきたい著作者のひとりではある。2013/04/07
mokohei
1
遠山への批判としての「国民」の話はまあ妥当だけど、では本書で亀井が語っていると思われる「歴史」が遠山への批判の論調と整合性がとれているかと言われると、違和感しかない。亀井は何のために「歴史」を語っているのだろう?2026/03/17
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