富士見ファンタジア文庫<br> キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 13

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富士見ファンタジア文庫
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 13

  • ISBN:9784040744438

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内容説明

月は墜ちた。残されたキッシングは魔女への復讐を誓い、アリス達は真実を求め帝国へと赴く。姉の暴走を止めるべく奮戦する星に対し、残す太陽が暗躍を開始するも、魔女の鎮魂歌は荒涼たる世界に響き渡り――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

37
【BW】帝国と皇庁の戦争が世界共通の敵となったイリーティアの登場で大きく揺らぐことになった今回は、『災厄』は何かという物語の本質に迫る回でした。災厄を討ち滅ぼせば全て解決するかに思われるけど、それによって世界のあり方が大きく揺らいでしまう。帝国にとっても皇庁にとっても、どのような決意で災厄に対峙するのが正解なのでしょう。そして、イスカとアリスはそれにどう立ち向かっていくのでしょうか。続きが大いに気になります。2022/03/22

よっち

23
イリーティアという世界の敵の登場による局面が変わった帝国と皇庁の戦争。仇を取るために降伏したキッシングや同じく行動をともにするアリスたちとさらなる真実を求め星霊の聖域に足を踏み入れる第十三弾。明らかになる星剣の役目、星の奥に潜む災厄、そして星霊使いに訪れる残酷な未来。束の間の一時には微笑ましい展開もありましたけど、物語が終盤に向かう中で心境の変化があったキッシング、未だどうあるべきか覚悟を決められないアリス、そして魔女と激突したミゼルヒビィたち女王候補の王女たちの動向も今後のポイントになってきそうですね。2022/03/19

nishiyan

14
イリーティアという脅威の登場で局面が変わった帝国と皇庁の戦争。仮面卿の敵討ちのため、キッシングがイスカに降伏するなど大きな動きがある中、一方でミゼルヒビィたち太陽が星の中枢で魔女と激突する本巻。星剣の役目、災厄の謎が明らかになるなど精霊使いにとっては重い内容があったものの、イスカとアリスのかしましいやり取り、自我を持ち始めたキッシングの覚醒が微笑ましい。思わぬ共闘が実現したのも楽しい。彼女に比べるとアリスの不安定な状況が気になるところ。イスカとの宙ぶらりんな関係も含めて決断できるのか。次巻が楽しみ。2022/04/06

げんごろう

12
ラブコメパートにキッシングも加わり、彼女推しの自分大歓喜。バトル面でも新たな共闘や対決が見られてとても新鮮でしたし、物語的にも役者が続々と集結し、盛り上がりはうなぎ登り。 彼らにどんな未来が待っているのか。次巻も楽しみです。 2022/04/19

7MHz

5
#キミ戦 前半はいつもの賑やかなラブコメ風景にキッシングが参戦してほのぼのと進む。 シスベルのもふもふもいいね。 後半は禁断の地へ赴き、聖剣の秘密が明らかになる。そして、同時進行で太陽と魔女との激突するも良いところで終わってしまった。 p.s.シスベルとジンって結構いい感じなのが微笑ましい。2022/08/06

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