内容説明
「イスカと二人きりになりたいのに!」「さすがにこんな街にアリスがいるわけないか」再戦を求めるイスカとアリスだが、運命がもたらすものは、すれ違い。そんな中、二国に潜む反逆者の陰謀に巻きこまれ――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
70
前巻が出会いの話なら今回は、男女それぞれの立場で価値観や立場で苦悩する話か。偶然出会いまくる前話と違ってすれ違いが続いたり、裏返しの話になってるのが興味深い。次巻でどう持っていくのか大いに楽しみ。2017/10/21
まりも
41
新たな任務へ赴く第二弾。星脈噴出泉を巡る任務にイスカとアリスが行く事になる話。何というすれ違い。まるでコントのようなまでに綺麗なすれ違いでしたね。あそこまで行くとある意味すごいわ(笑)イスカとアリスの出会いが少ない分ラブコメ要素は控えめでしたが、今回はそれ以外の内容がしっかりしていたので読み応えがありました。各陣営の思惑も少しずつ明らかになってきたし、物語がドンドンと面白くなってきますね。この状態を彼らがどう切り抜け、そしてどんな運命を掴み取るのか。これからの展開がとても楽しみだ。次巻も期待。2017/07/21
よっち
40
帝国とネビュリス皇庁が争う戦場で運命的な出会いを果たし、再会を願うもののすれ違ってしまうイスカとアリス。そんな状況でこの永き戦争の元凶である星脈噴出泉が発見されて、それを巡る任務にそれぞれが参戦する第二弾。敵同士なのに会いたくて、けれどベタなすれ違い続きでなかなか会えないもどかしいお約束展開には苦笑いでしたが、今回で両陣営ともにそれぞれ抱える事情の一端が明らかになり、イスカとアリスが対峙した強敵の新キャラたちを中心にいくつもの因縁や明かせない秘密が生まれて、それが今後の展開でどう活きてくるか楽しみですね。2017/07/20
むっきゅー
23
それを恋と気づかずに、闘いの決着を着けるためと理由を付け、お互いを探す二人。カジノでも戦場でも常に近くに居るのに、なぜかすれ違い全く会えない。これは、もどかしい。余計に恋の炎が燃え上がるやつですね。ネビュリス皇庁の権力構造も複雑で姉妹の争いだけでなく、3つの王家の争いもある様子。面白くなってきました。あと、ミスミスがまさかのジャックポット!これは、どえらい秘密を抱え込んでしまいました!しかも、次巻は皇庁潜入作戦でしょ。この展開は大好物です。2017/10/09
真白優樹
23
再戦を望むイスカとアリスがすれ違う中、帝国と皇庁の思惑が渦巻く戦火の元凶が関わる任務に出向く今巻。―――望むのは君との戦い。戦いの相手は未知なる強敵。芸術的なまでのすれ違いの先、上層部の思惑は蠢き新たな因縁が刻まれる。イスカとアリスの惹かれ合いを一端脇に置き、世界観を更に広げる事に注力する今巻は皇庁と帝国、それぞれ一枚岩ではないまるで蟲毒の壺が如き混沌から新たな強者が現れ因縁が紡がれる、熱い戦いが目白押しな燃える巻となっている。隊長が大当たりを引く中、困難な任務の行方は何処へ。 次巻も楽しみである。2017/07/22
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