永いおあずけ

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永いおあずけ

  • 著者名:みうらじゅん【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 新潮社(2022/03発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103341536

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内容説明

売れないロッカーが雪山でのライブに愛人同伴で向かう「変態だ」、南の島で憧れのスターのSMプレイを目撃する「僕のスター」、バンド仲間の葬儀で熟女の悪戯に翻弄される「永いおあずけ」など5編を収録。不倫、緊縛、放置、性病、投稿の全部盛りで、煩悩まみれの中年ミュージシャンの痴態を描く、みうらじゅんの官能ロック小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とりもり

4
一言、くだらねー、でも面白い。「官能ロック小説」らしいが、とにかく全編SMだらけ。主人公がMという設定が続いたが、最後の「話題にもならなかった映画」だけは主人公がSで変化したのが意外感あり(サービスのSらしいけどw)。あ、「リンガ応報」も直接はSM出てこないか…。何にしても、この人の頭の中はどうなっているのかと心配になる作品。羽田圭介の「メタモルフォシス」とはまた違うSM小説でした。★★★☆☆2022/06/08

zakuro

4
純文学と官能小説を足して2で割ってギャグをまぶしたような作品だった。「〜していた」とするところを「〜してた」と書くのは作者の口調そのままだ。SMしばりがあるような短編集で、きっと作者の実体験が反映されていると思う(美大に二浪したとか、バンドブームに乗っかったとか、当時付き合っていた女性とか)。最後のお話は仏教に詳しい作者ならではの特に強引な展開だった。2022/06/06

りえぞう

3
◎。すっきり清々しく変態ストーリー。面白く、情けなく、笑える。2022/09/23

コキア

2
今回もむちゃくちゃやん!w どうせ本人の話でしょ?と思ったらこれは官能ロック小説というジャンルなんだって! 最後の巻なんて、まるでサスペンスを思わせる様な展開(エロだけど) MJの書く男性の純朴さ(下半身の正直さ)は毎回かわいくてキュンとなる。 SMのSとはサービスのSだそうです2022/04/02

なん

1
バンドマンの陰に女あり。2022/08/17

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