たんぽぽのうた

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たんぽぽのうた

  • 著者名:kayamadomki/さかぐちふみ
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • Clover出版(2022/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784867340585

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内容説明

ベストセラー作家 山﨑拓巳推薦!
「あなたの心の中に素敵なタンポポが咲きます」


悲しい、悲しい、過去を持つ少年に訪れた‥‥「たんぽぽのうた」
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こうたが5歳になった秋のことでした。
お母さんは、お産さんのために入院をしました。
お母さんからあるひ 「妹の名前をこうたがつけてくれる?」と
おねがいをされたので「ヒメちゃん」と名づけました。

お母さんとヒメちゃんが帰ったとき、風邪を引かないように、
こうたは自分のもうふをかしてあげようと、楽しみにまっていました。
秋がふかまり、少しはだざむくかんじだしたころ、
こうたのまち遠しい思いはかなわず、二人はそのまま帰ってきませんでした。

お父さんは週末には帰ってきますが平日はいませんでした。
おじいちゃん、おばあちゃんは、とてもやさしかったけど、
こうたは二人が大きらいでした。
学校も、お友だちも、大きらいでした―――――――――――。

ひとりで歩く、学校の帰り道、
道端にたんぽぽを見つけます。

「なんだ こんな花 びんぼうくさい どこにでもさくざっそうだ!
いらない 花だ! こーしてやる!」
なげすてた たんぽぽを ふみつけていると
遠くのほうから うたが 聞こえてきました。

たんたん たんぽぽ たんぽっぽ♪
野にさく たんぽぽ たんぽっぽ♪
それはタンポポのうたう歌。

たんぽぽはいつも朗らかに揺れながら
身をもってこうたにすごく重要なことを気づかせてくれるのです。

それは、タンポポが教えてくれた「人生で一番大切なこと」でした。

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