講談社文庫<br> 浅草キッド

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講談社文庫
浅草キッド

  • 著者名:ビートたけし【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2022/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784065276952

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内容説明

Netflixでの映像化で話題沸騰。

多くの芸人からバイブルのように読みつがれた
ビートたけしの自伝的な青春小説、
待望の復刊決定!

第一章 昭和四十七年夏、浅草フランス座へ入門した
第二章 憧れの深見千三郎に弟子志願を直訴した
第三章 初舞台はオカマの役だった
第四章 進行係に昇進。役者のチャンスがやってきた
第五章 志の川亜矢という踊り子が可愛がってくれた
第六章 深見師匠の芝居の迫力にはタジタジだった
第七章 いのうえという作家志望のやつが入ってきた
第八章 深見師匠の芸人ダンディズムが気に入った
第九章 師匠のバクチ好きには泣かされた
第十章 踊り子たちのおおらかさには感動させられた
第十一章 踊り子たちと遊びに行くまではよかった
第十二章 六区名物、乞食のきよしには振りまわされた
第十三章 マーキーと名乗るヘンなやつが入ってきた
第十四章 二郎と組んで漫才デビューすることになった
第十五章 深見千三郎はオイラにとって永遠の師匠となった

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiru

108
「浅草キッド」は昭和40年代の浅草を舞台にビートたけしの誕生秘話を描いた青春物語。法学部に合格したのに大学を中退し弟子入りしたタケシは朝から晩まで怒鳴られてばかり。芸ごとなんて未経験なのに、弟子にしてほしいと迫るタケシに「本気でやるなら教えてやる」と師匠がタップを披露するシーンとタップを見たタケシが子供みたいに眼を輝かせるシーンは泣きたくなるほどかっこいい。人生を 家族を 仲間たちを賭けたステージに「バカヤロー!」が1秒置きに聞こえてくる。「笑われんなよ、笑わせるんだ!」その怒声は不思議と暖かかった。2023/02/17

姉勤

44
浅草に行く。昭和47年、明大を中退した青年が浅草に流れ着く。今でいうオワコンで閑散としたストリップ小屋「フランス座」に足を踏み入れ、あるオヤジの芸に目を見張る。深見千三郎。ここの座長を務める男の芸そして、価値観、美意識、人柄に感化され、青年タケが、芸人ビートたけしと成って行く。漫才ブームに乗り成り上がり、のちに世界的知名度を誇るまでになる自身の前日譚。当時の浅草の空気、菊池寛のようなストリップ嬢の観察と交流、売れたいという焦りと自信、ギャグとコントとエピソード。舞台的映画の源流がある。2023/12/18

マッちゃま

20
Netflix映画原作。難しい事は分からないけど普通にテレビでやってくれたら是非とも観たいと思っていた時に発売を知って飛び付きました。著者の青春時代を描いた作品との事ですがタケも師匠も、特に深見師匠の台詞までもが読んでてビートたけしさんの声色に脳内変換されていました。語り口が浅草言葉だからだったからなんでしょうかね。たけしさんのオールナイトニッポンを聞いてた頃に帰ったみたいな感じで読んでおりました。面白おかしくバカで愛おしい内容。読み終えて流れてくるのはヤッパあの曲しかないワケで、ああ〜映画も観たいなぁ♪2022/03/21

YONDA

15
いつか読んでみたいと思っていた一冊。たけしと深見の緩い師弟関係がいい。師弟の馬券を呑む件が好きです。Netflixの映画も面白かった。2022/05/01

中山バスター

4
多くの芸人からバイブルのように読みつがれたビートたけしの自伝的な青春小説◆なんかスゴイ内容だったな。師弟制度って今のエンタメ界では大分薄れていて、古い制度に思えるけど、こういった作品を読むといいなと思えてくる。ストリップ劇場から世界の北野へ。なんかスゴイな。2022/05/13

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