グ印亜細亜商會

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価
  • ポイントキャンペーン

グ印亜細亜商會

  • 著者名:グレゴリ青山【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 特価 ¥660(本体¥600)
  • 旅行人(2022/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784947702494

ファイル: /

内容説明

※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

グレゴリ青山待望の書き下ろし作品。デビュー作『旅のグ』からはや7年。『グ印観光公司』(講談社)、『旅で会いましょう。』『ふたたびの旅。』(共にメディアファクトリー)に続く著者5冊目の単行本です。

「さて、校了はすみましたでしょうか? 本当におつかれさまでした。いち時は書いても描いても終わらんのとちゃうか? と心配するほどでしたが、ようやく今日この日が来ることができて、世の中のすべてがまばゆく見えるようです。本ができあがる日が、すこぶる楽しみです。きっと100万部ぐらい売れることでしょう。」
──校了日、グレゴリから届いたファクスであります。

グレゴリが予言するように100万部売れたなら、日本のどこかの山奥に亜細亜商會御殿を建てとうございます。御殿の中には怪老窟へとつづく道があって、ジャズが流れるダンスホールがあるやもしれません。

踊る女たちの髪を見たなら、おやまあ!?
女たちがせっせと口元に運ぶアレは何でしょう?
賄いする女が唄う♪きゃーかるはぁえ~くちゅくちゅほおーたーへえ~、はどこの国の歌ですか?
部屋の隅には、外のざわめきをものともせずに本を読み耽る少女もおります。あれは誰?

「グレゴリ青山というフィルターで、この世を見とうございます」と執筆依頼したところ、何だか怪しくも愉快な、「丸ごとグレゴリ趣味本」ができました。訳のわからない解説と不信感を抱いた貴方、『グ印亜細亜商會』で謎解きをお楽しみくださいませ。

担当編集者 小川京子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山口透析鉄

27
グレゴリ青山さんの本は2冊目ですが、比較的初期の本、市の図書館にあったので、借りて読みました。 東南アジア各国を旅する時の氷、危ないとは聞きますね。体を張った検証?でした。 インド映画等の話も相変わらず面白いですね。アジアのマイナーな映画は故・佐藤忠男氏もかなり紹介されていましたね。けっこう昔のNHK教育TV等で見ました。 色んなコレクション、みうらじゅん氏のそれとかにも通じるものもあるような。 羅漢像っぽい日本人の例には思わず笑ってしまいました。 ただ、巻末の陳登波氏の記事は本当に圧巻でしたね。2023/04/07

ゆか

14
氷エピソード納得。アジアでは氷に注意って、よく言われました。でも暑いから、冷たい飲み物を頼みたくなってしまいますよね。氷を食べたいというのは、実は貧血というお話、穂高明さんの小説でもありました。2014/01/23

みーなんきー

12
非常に難解で、初見の作家、画家、絵、アジアの都市が並ぶので、丁寧に理解しようと努めながら読んだ。2003というとグレちゃんは35歳くらいでここまでの知識と熱量を持っていたのか!?すごい。いくら哀愁を楽しむとは言えアラサー女子が上海の暗闇を歩き回り、その空気を感じていたなんて、しかも当時の上海は今より危険がいっぱいだったはずなのに。グレゴリさんの探究心と画力は素晴らしい。2023/04/03

エリ本

8
その昔定期購読していた「旅行人」で、毎月読んでいた漫画家さん。毎月のお楽しみが季刊本になり、その後年2回発行になり2017年とうとう休刊。この雑誌で知った旅行作家さんの本は当時随分読みました。雑誌の復刊はもうないのかな。2024/01/22

sweet november

7
亜細亜の国々で危ないと言われている氷を食べて、身をもって証明しているところや、良くわからない物も食べたりしているのもすごい。ドリアンの加工品?についての記述が面白い。2014/02/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/463359
  • ご注意事項