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内容説明
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着物を通して見た東と西の文化の違いを考察
きもの研究家・中谷比佐子と、西の着物に精通している元祇園甲部芸妓・安藤孝子。二人の対談を軸に東西の違いを歴史的に、そして現代を眺めながら解説をしていく。日本文化のありようがわかり、人々が日本をもっと深く愛せるようになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
12
悪く解釈するとマウントの取り合いか、と思わせるほどイケズな一面も見せる着物談義だが、東西の差異が歌舞伎も着物も言葉にもあらわれて、なるほど、と。加賀紋に象徴される金沢文化が面白くて再訪したくなった。東は打ち上げに入れずに裁ち落とす、ってほんまかいな。打ち上げに縫い込む効用は数知れず、生地の歪みも、繍で地がつれるのを目立たないように納めるのも、後々仕立て直して傷んだ生地をうまく使い回すのも打ち上げあってこそ、と思っていたのだが。黒一色ではない喪服の優しい色遣いに感動。広襟のお襦袢、今は関西でも少ない。2022/02/27
Yoko Kakutani 角谷洋子/K
4
もっと着物の話に終始して欲しかったのですが、何か途中から東と西との風習の違い、みたいな方向に話がずれてしまったのが残念。2023/05/29
ゆずこまめ
2
二人の対談形式で、片方が京都育ちの元祇園の芸妓さんという京女の最右翼の方。京都が一番です!という強い圧を感じてちょっと京都に行くのが怖くなってしまった。2024/09/13
まちこ
1
和装の嗜み皆無なのに何故読んだかというと、娘の成人式の衣装選びに呉服屋さん行った時京都での買い付けの話を聞き、きものは日本の民族衣装だから絶対地域差があるはずと思ったから。東西出身のお二人の語り口できものの東西差、さらにお二人が体感する文化差を知る。東は締め付け西はふんわり着る、関東平野の空っ風には地味色・山に囲まれた京都盆地では色鮮やか、東は所作が早く「粋(いき)でいなせ」な小紋が映えるが西はゆったり「粋(すい)」を追求する羽織姿など。美しいきものを着ること自体がおもてなしだという安藤氏の言葉が印象的 2022/04/30
skr-shower
1
他地区図書館本。2022/02/06
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