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内容説明
親と子どもの関係に革命的変化をもたらしたと評された世界的ベストセラー。
・「どうしてそんなことをしたの?」と聞くのは意味がない。
・子どもの言うことには、隠れた意味がある。
・子どもは急かされると、ゆっくり時間をかける。
・脅したり口やかましく言うと、かえって事態は悪化する。
・子どもの気持ちをわかってやるだけで、問題行動は自然に改善する。
・批判や説教や罰は、子どもの怒りと恨みを買うだけ。
・子どもの感情は何であれ受け入れ、行動だけを規制しよう。
<目次より>
1章/親しみを生む親子の会話
2章/子どものためになるほめ方と怒り方
3章/この言い方が事態を悪化させる
4章/責任感を育てるために
5章/罰しないでしつける方法
6章/イライラしないで過ごすために
7章/ねたみと嫉妬にどう対応するか
8章/子どもの不安にどう対応するか
9章/性的な話題にどう答えるか
10章/思いやりのある話し方を学ぼう
エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
art_mr
7
最近子どもといい関係を築けていないなーと振り返り、本屋で気になり買って家にあったこちらを。なんとこれは育児書の古典的名著なんだとか。愛だけでは十分ではなく、直感だけでも不十分、スキルを必要とする とあり、スキルならば身につけられるかもと冒頭から期待が高まった/まず共感。具体的に。子供を否定せずに導くこと。許せないことは空想の中で許す(!)こと/本書を読む傍らで子供に接していると、それだけで家の雰囲気が穏やかになった/いかんな、と思ったら定期的に読み返したい2025/09/04
あんどう れおん
3
親から子に向けて、さまざまな状況において言うべきことと言ってはいけないこととを具体例を示しつつ論じたパワフルな研究のまとめ。親子間だけではなく、人間関係全般においても参考になる部分が多いように感じました。原著の初版は1965年であり、日本語への翻訳だけでも改訂と補遺が繰り返されています。文庫版の原本は2005年の出版で、原著者の没後30年の間に後進の研究者たちが積み重ねた知見も含まれているようです。いろいろな部分を大いに活用したいと思います。2023/04/30
コーリー
2
よい親はスキルを必要とする。本書は、そのようなスキルをどうやって身につけ、活用したらいいかについて書かれている。10章にわたって具体的なスキルが、具体的な事例と合わせて解説されており、とてもイメージがしやすい。「子どもをほめるときは、具体的な行為に言及しよう。性格を評価してはならない」等具体的なアドバイスが多数あったが、共通するのは「子どもを個人として認めること」「子どもの気持ちを理解し、それを示すこと」だと感じた。折に触れて読み返したい。2022/02/17
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