ハヤカワ文庫JA<br> ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2

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ハヤカワ文庫JA
ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2

  • 著者名:小川一水【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 早川書房(2022/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150315061

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内容説明

女同士じゃ結ばれない宇宙なんて。大宇宙巨大ロケット百合SF、新章開幕! 人類が辺境のガス惑星で生き残るために巨大ロケット宇宙漁技術を編み出したはいいものの、その船を操れるのは男女の夫婦に限ると定められてしまった、遠い未来。異例の女同士ペア、テラとダイは困難を乗り越えて互いを想い合う恋仲となっていた。このまま星系脱出かと思いきや、ダイが故郷のゲンドー氏に誘拐されてしまう。愛する人を取り戻すため、テラの宇宙を駆ける潜入計画が始まった――大好評バディSF、第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

62
大宇宙巨大ロケット百合SF第2巻。前回あわや死という危機的状況を脱して想いを確かめ合ったテラとダイのイチャイチャ度がアップする今回は、前回のエピローグ直後から始まります。周回者(サークス)の全氏族を巻き込んだ陰謀が画策されたり、精神脱圧(デコンプ)とかつて周回者が辺境を目指した理由の関係が明らかになったりと、スケールが増した感じがしますね。その中でもテラとダイの伝統に囚われないニシキゴイ漁シーンが熱く、手に汗握る展開で良かった。さて、二人を待ち受ける新世界は天国かそれとも地獄か。続編を楽しみにしています。2022/02/22

ひさか

55
2022年2月ハヤカワJA文庫刊。書き下ろし。2年ぶりのシリーズ2作目。読み始めてそそ、こういうテンポだったなぁと思い出しました。星系脱出冒険劇が始まるのかとワクワクしましたが、氏姓組織内でのゴタゴタな展開に始終するストーリーにちょっとがっかり。次作に期待です。2022/06/14

mihya

43
情報量多すぎるんだが、面白かった。 トレイズ人、脳内でフェレンギ人に変換される。 新しい展開に向かい、続きが楽しみ。2024/03/10

dorimusi

27
百合SF第2巻。1巻で帰還してすぐダイオードが故郷に攫われる。救出に行ってなんかアヴァンギャルドなニシキゴイ漁をして最終的にダイオードとGIへ旅立つまで。 スペースオペラ感はどうだろう?宇宙でSFではあるんだけど艦隊戦とかないしな。でも冒険ものとしてはかなり面白い。ていうか割とがっつり百合SFでびっくり。元カノ出てきますか。そういう展開だとは思ってなかった。いや良いんだけど。2023/09/17

えも

25
宇宙百合漁師SF!続編▼「辺境宇宙で宇宙魚を捕獲する場合は夫婦で」という掟を破り、女性同士で漁をしたダイは、氏族に捕まってしまう。それをテラが取り返そうと動き出したところ、全氏族を巻き込む大きな陰謀に巻き込まれていく▼脱出劇みたいなものですが、まあ、ちょくちょく百合場面を挟みつつ、壮大で痛快な宇宙活劇になっています▼さて、早速3巻を借りましょうか。2023/08/31

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